雷(電気)
あと、HAKOの三作品を見直したら、一応、ここにある作品の推敲は終了となる。
最近、人魚のシナリオを見直して、十五ヵ所くらい書き直した。
1 空気中から木に落ちた雷なのに、再び空気中に戻り、人などに飛び移るのは、以前からおかしいと考えていました。ひょっとして雷(電気)には意思があるのではないのかと考えていました。
2 テレビ番組で見たのですが、ハイスピードカメラで空気中に放った電気を撮影すると、我々の目でその電気を捉えるよりも以前のごく短い瞬間に、電気は目視するよりも大きく広がっていました。ちなみに、これは新発見なのだそうです。
3 上の2より、電気に意思があるのではなく、人が目視出来ない瞬間に広がった電気は、その範囲で周囲にある物体を把握しているのではないのかと。そして、その上で、人が目視出来る電気を誘導しているのではないのかと。そう考えました。
4 以上のことを、ある方に質問すると、「木に落ちた雷の電気が溢れたので人に飛び移った」との回答を頂きました。僕自身も、その回答に納得していました。
5 しかし、再びテレビ番組で、ハイスピードカメラを使って、人工的に再現した雷を撮影しているのを見たのですが、その番組では、木に落ちた人工雷は、木の根本まで届かずに人を模した物体に飛び移っていました。
6 上の5より、「木に落ちた雷の電気が溢れたので人に飛び移った」というのは、間違いではないのかと思いました。電気が溢れたのであれば、人工雷は木の根本まで届いていなければならないと思います。
よって、3が正解だったのではないのかと。