【番外】軍師官兵衛を終えて
軍師官兵衛が終わりました。
感想は、特にございません。
本当に無い。
以上!
放送前から、どうせ「天地人」のように三英傑と絡めるのだろうと予想し、そしてそれは悲しいほど的中。官兵衛が黒くなり、また三成が憎たらしい小悪党になってからは、エンターテイメント作品として「それなりに」楽しめるようにはなりましたが、福岡の郷土史愛好家として、僕の無聊を慰めるだけの作品ではありませんでした。
というのも、九州が殆ど取り上げられてないんだもん!
激おこぷんぷん丸である。
中々取り上げられない九州戦国史。今回の大河でガツンと描かれるのかな?
と、思いきや……である。
島津・大友・龍造寺は申し訳ない程度での出演。福岡や中津の盛り上がりを尻目に、冷たい描き方をしてくれました。
秀吉九州入りで、5週。九州関ヶ原で、5週。原田も秋月も筑紫も星野も総登場と、無茶な期待していたのが間違いではありますが(笑)
他にも不満はあります。
一、黒田二十四騎が全員出ない。
ちゃんと出して下さいよ。
二、優秀な官兵衛の弟達が出ない。
官兵衛の活躍は優秀な弟達が支えての事だろうに。
三、加藤重徳(有岡城の牢番)が死ぬ。
何故に死なすのか意味不明。
ただ、悲しいです。
僕としては、
黒田・福岡藩を大河にするならば、黒田長溥!
九州戦国を大河にするならば、立花宗茂!
を強く提唱してきました。
なので、黒田官兵衛大河化の決定を受けた時、「嬉しい!」よりも、
「あーーーーーーーーーっっっ!!!」
と、悲鳴が出てしまいました(まぁ嬉しいのは嬉しいですけども)
何故ならば、大事な「黒田枠」「九州枠」を軍師官兵衛で使用してしまったからなのです。
僕としては「春の波涛」以来となる、九州・福岡の大河を望んでいのですが、どうやらそれは千里の彼方に飛んでいってしまったようです。
そして、最終回を迎えて虚しい気持ちだけが残りました。
しかし、諦めてはなりません。終わらせてはなりません。
ホークスと山笠しか興味が無い福博の民に、福岡という黒田千年王国が如何にして築かれ今に繋がっているのか、今後も頑張って伝えていきたいと思います。
追伸になりますが、近年の大河ドラマでは「マシな方」ではないかと思います。
ここ数年の大河の評価(異論は認めません)
風林火山 未視聴
篤姫 ×
天地人 △
龍馬伝 ○
江 ×
平清盛 ○
八重の桜 ×
軍師官兵衛 △
実はここ最近では、散々叩かれた清盛が一番好きですね。不気味な感じがお気に入り。
しかし、見事に女性主人公が×。すると来年は……。