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微笑みのうた

作者: 秋葉竹




闇は、やって来る

どんな

忘れたくないような最高の蒼空が

至天満面に広がりつづけるとしても

やっぱりしずかなかたちでまるで無音で


そのときになれば

闇は、やって来る



やって来ることを知りながら


クスッと笑う




そういうところだよ

君の

至らないところは


だなんて

君を責めてしまいたくなる

君の笑顔の麗しさに酔いながら

なんでって

限りなく無限に近い『愛』の正解を

君には

君にだけは

届けたいから


辛いだけのハート

想い出せないブレイン


でも、ほんとうの意味での夜があってね

夜だけが僕を救ってくれたから

寂しさもかなぐり棄てたよ 


なにも残さないように

なにも恨まないように

なににも汚されないように


それだけを深く希って

深く深く、希って

そう、

ただそれだけを希って

生きて来たよ


そうして

そういう悲しみも

遠くから

聴こえる

聴こえて来るんだ



どのようにしても

聴こえる言の葉が降り落ちて来るのなら

それは、

その言の葉は、

あからさまに、

これだろうよ。





罪を知る

彼女の微笑みより夜は

僕を刻んで暴くのだろうか








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