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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。

マガモノは謳う

作者:R-N
 それはひとつの樹木から始まった。

 森の主、そう呼ばれる存在がそこにはあった。主は一人の少女と出会い、昔話の物語は語り継がれていく。
 そんな語り部の真似事を、コルは舞い戻った生まれ故郷で聞き手となる少女モナに語り聴かせていた。二人の親密な関係にモナの幼馴染みのアリウス(リュー)は、町の創成祭を前にヤキモキする。
 コルが森に戻ってきた本当の理由は、種子から植えた木の成長を見守ること。それは随分昔に人間の手によって切り倒され、焼き尽くされた森の主の居場所に植えられたもの。主の命脈を受け継ぐ種は他の樹木とは異なった形態ですくすくと成長を続ける。

一応は、モナと森主の樹木との恋愛ものを主軸にする予定です。
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