表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

76/304

第76話 覚醒勇者の制限

「そう言えば少し気になる事が有るのですが……。」

一息ついたグランデンが話を切り出した。

「ふむ、なんだ?」


俺はグランデンの言いたい事が何となく判ったが、一応聞き返す。

「覚醒勇者はトーレス王国から出て戦闘は出来ないと聞いていたのですが……」

やはりその事か……

「我々ルアシーンが攻められた時に友好国であったトーレス王国に援軍の依頼をした時にその様に聞かされたのです。」

「その通り、Cランク冒険者(覚醒勇者)は国外で活動できない。基本的にはな。だからトーレス王国は援軍を出さないために嘘を言った訳ではない。」

「基本的にはですか……」

「貴方だって国外で活動できているだろう、帝国にいる覚醒勇者もな。」


それには制約(ギアス)が影響しているのだ。

元々無い俺やグランデンとか外してしまったイヴ、春花、ライトは国外での制限は無い。

多分これは最初は国外逃亡を防ぐ為につけた物なんだろうなと思う。

「ふむ、だから余計に訝しんだのですが、蟠りが少し取れた思いです。」

「逆を解すとな、もし覚醒勇者が国外に攻めれるのなら野心家の王が出たら近隣国は悉く落ちるぞ。」

「確かにそうですな。」

そんな話をしているとデバイスの通知ランプが光った。

「どうやら終わった様だ。」

通知はDHからの物で、終わったと言うのはルナの代官屋敷の制圧だ。

俺達はマスター権限でサブマスタールームに飛んだ。

「相変わらず趣味の悪い館だ。」

俺は呟く。

多分代官は立て直し(建て直し)たかったんだろうが、サブマスタールームの再構築ができなくて断念したんだろう。

無骨な造りなのに派手な絵画が飾ってある。グランデンも顔を顰めていた。

執務室に着くと中から大きな声が聞こえる。


「お前は何者だ!?ワシを縛ってもここにはグランデン様と言う強い領主が居るぞ。早く逃げた方がいいぞ。」

どうやらボーランクが騒いでいる様だ。

そこにグランデンが入っていく。

「私がどうかしたか?」

「へっ」

ボーランクは一瞬何が起きたか解らず呆けた顔になる。

しかし、その表情は驚愕に染まる。

「グランデン様、何で……。?」

「ボーランク、お前の目論見は潰えた。残念だったな。」

絶望に染まるボーランクに俺は話しかける。

「お前はまだ使い道があるから利用してやる。」


そう言って奴隷魔術をボーランクに掛けた。

DHが連絡役の男も捕えてきたので一緒に奴隷にする。

そしてオンラインショップで購入して帝国の呪縛も解く。


これでルナが解放された事を帝国に気が付かれないだろう。


ルアシーンを取り返すための策を練るとしよう。


ーーーーーーーーー


ススムの奴隷魔術はレベル6なのでよっぽどでなければ抵抗できません。


少しでも面白いと思われましたりモチベーションにもなりますのでブクマや評価の方よろしくお願いします。


とにー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ