表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/302

第68話 ルナの入り口

次の日もダンジョン攻略は続く。

5層は打って変わってゴーレムだ。

ロックゴーレムにアイアンゴーレムが現れる。

このダンジョンでは生命のあるものは出てこない。

アンデッドかゴーレムかスタチューと言われる彫像ばかりが現れる。

5層のゴーレムは硬くて耐久力はあるが動きは緩慢だ、それなら春花達の敵では無い。

6動のミスリルゴーレムやミスリルスタチューも似たような感じで、防御力や攻撃力は上がっているが対処出来ないほどではない。

問題は7層のバンパイアだ。

闇の眷属の名に恥じぬ攻撃力と防御力、霧化でこちらの攻撃を交わすし動きも素早い。

ここで俺だけ力を解放した。

ここからは時間の勝負だ。

レベル6魔法『エーテルキャノン』でバンパイアを薙ぎ払う。

霧化されてもその霧を更に消滅させる。

俺達はそのまま7層のボス部屋まで来た。

このボスを倒せばルナへの扉が開かれる。

ダンジョン自体は10層まであるのだがそこまで行く必要はない。

7層のボスはリッチだ。

多彩な魔法とシールド、色々な耐性を持つ強敵だ。

普通のパーティに取ってはだが……

対峙した俺は問答無用で『エーテルキャノン』をぶっ放す。

エーテルの奔流にリッチでさえも抗うことは出来なかった。


ここまで急いだのには理由がある。

ここのダンジョンマスターはあまりダンジョン内のチェックをして居ない様に思えるからだ、しかし全くしてない訳ではないだろう。

では何時するか?と考えた時、やはり昼か夜だろう。

それなら昼までに攻略すれば気が付いて対応される前にダンジョンを突破できると考えた訳だ。

そうすればこちらの能力も見られる可能性は低い。

それでも安全策を取って見られても良い俺だけ解放したのだが……。


無事ボスを倒した俺達は次の部屋に来て居た。

そこには階段と扉がある。

扉を潜ればルナの街だ。

俺達は扉を開いた。


そこは小さな部屋になって居て、更に扉がある。

そこを開くとすでに街の中に繋がって居てそこは開けた場所になって居る。

そして、俺達は衛兵らしき者達に囲まれて居た。

人数は10人ほど。

慌ててかき集めた様だ。

だから今でも少しづつ増えている。

俺は近くの衛兵に声を掛ける。

「俺はルナのダンジョンを通ってここに来た。一体これはどう言うことだ?。」

「今から隊長が来るので少し待て。」

衛兵は偉そうに言うと、程なく馬に乗った人物が現れた。

多分あれが隊長だろう。

その人物は俺達の前まで来ると馬から降りる事もなく話しかけて来た。

「勇敢なる冒険者よ、代官様がお会いになるそうだ。ついてくるが良い。」

そう言い放つと、踵を返して馬を進める。

仕方がなく俺達はその後を付いていく。

「偉そうな奴だね。」

春花は少しボリュームを落として愚痴るが、多分聞こえてるぞ。

まぁ聞こえる様に言ったんだろうけど。

衛兵は道を開けるが、取り巻く様について来る。

ビエラは結構怯えているが、他のみんなは堂々としたものだ。

イヴはビエラを慮っている。


先ほど聞いた台詞の中で重要なのは代官という言葉だ。

ここの領主はダンジョンマスターの筈だ。

つまりなんらかの理由で領主が不在ということだ。

海路から国外という可能性もあるが、その可能性は低い。

代官とやらに確認が必要だろう。



ーーーーーーーーーー


トーレス王国と違って冒険者の地位は高くないです。

トーレス王国の衛兵は冒険者にこんな口は開きません。


少しでも面白いと思われましたらモチベーションにも成りますのでブクマ、評価よろしくお願いします。


とにー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ