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第5話 経験値


俺が購入したCランクの冒険者証だが偽物では無い


手に入れたときわかるのだが、どのような試験を受けたかなどが詳細にわかる

後Cランク冒険者は各ギルド支部ではなく王都のギルドから指令が出る

なので、現在受けている指令もわかるように成っていた


現在の指令はムグの森の奥地を調べて異変の元を処理すること


ただワルフィアの街のギルドではまだ異変に気がついていないようだ

どんな異変があるのかとても楽しみだ


そういえば、ぶっちゃけ、Gランクを選ぶ選択肢もあったが俺は全く迷わなかった


上に行けるなら上に行く


面白そうなら面白い方に行く


今回はその生き方で行きたいと思ったからである


俺は今回ワルフィアの街に宿を取った。

ちょっとキャンピングカーに泊まろうかと思ったが、宿にも泊まってみたいと思ったから


この街の人口は、1万5千人程で

5千人が住む城塞部分と1万人が住む平地部分がある

ギルドがあるのも、冒険者用の宿があるのも城塞部分だ


この国では冒険者の地位が結構高い

国王がSランク冒険者というのがやはり大きいだろう


グレードの高い宿屋を取るとそこそこなホテル並みだった


俺はソファーに座ると少し思考した


遺跡から出て、この街まで20キロほどだった

なだらかな丘とあまり整備されていない道

移動にはオフロードバイクを購入した。

後ろのシートにカーバンクルを乗せている


道中3回ほどゴブリンの襲撃があった

1回目と2回目は試しと思って剣と銃を使ってみた

スキルのせいか剣は自由に使えるし、ゴブリン程度なら銃も充分通用した

3回目は『またか』という気分になりカーバンクルにシールドを張ってもらってバイクのまま体当たりして弾き飛ばした

これが結構威力がある上に、こちらには全く衝撃がなかった。

次からこれでいいやと思った


それで問題なのが、地域情報によれば、この辺の道に魔物はほぼ現れないと言うことだ


ゴブリン3回の襲撃はちょっと多いように思える


と、そこまで考えたところで、そういえば、ゴブリンをアイテムボックスに入れたままだったことを思い出した

アイテムボックスは思いの外便利で解体とかも自動でやってくれるようだ

それと、これはシステムを読み込んだことでわかったのだが、この世界の人は経験値によってレベルが上がる

魔物を倒した時、こぼれ落ちる魔素を吸い込むことによって経験値を得ることとなるのだ

そのこぼれ落ちる魔素と言うのは本来、魔物が持っている魔素の1割でしかない


しかし、アイテムボックスによって、残りの9割の魔素を取り込むことができる

つまり、俺は普通の人の10倍の経験値を得ることができるのだ

これはパーティーを組んでいると、さらに有効だ

こぼれ落ちた魔素による経験値は

パーティーメンバーの貢献度によって配分される。


例えば魔素1000の魔物を5人で倒し、全員の貢献度が同じだった場合、1人100/5で20ポイントの経験値を得る

しかし、その魔物をアイテムボックスに入れれば、俺には追加で900ポイントの経験値が入るということだ


ここまで倒したゴブリン12匹

ゴブリンは50の魔素を持っているので通常なら60ポイントの経験値だがスキルの力で600ポイント経験値が入っている

レベルも7レベルまで上がっていた


ーーーーーーーーーーーー


テンポを大切にしたいのですが

どうしても最初は説明が多いですね


次回森に冒険に行く予定です


やりたいことリスト1つ目がそろそろ達成できるかな


年内にもう一回位更新できるといいです



とにー


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