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チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


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第42話 ブルースside③

ブルースside


叔父貴が捕まった

どうやら見つかった鉱山を黙って掘ってたらしい

叔父貴の財源はそれだったのか

チッ、見つからなければいずれ俺が貰えたのに

まぁ良い、ダンジョンは儲かるからな

あの程度で2金貨なら5日篭れば20金貨くらい稼げるんじゃねぇか?

俺の取り分は10金貨か……美味しいな

元いた執事が俺のところに来て逃げた方が良いと言って来たが、別に俺は悪いことはしてないし逃げる必要はねぇ

こんな稼ぎを前にして逃げられるもんか


ミーリスとクスーラゥが戻って来た

と、思ったら領主の館に住んでるらしい

Cランク冒険者の奴がなんかやったんだな

聡い俺には直ぐに解ったぜ

まぁ今はどうしようもないが、いずれ力をつけてあの子達を何とかしてやる。俺は執念深いんだ


5日後やっと準備ができたとチグが言ってきた

俺はいつも通りギルドに行った

なんかギルド賑わってるな

みんな金を狙ってるのか?

負けちゃいられねぇな

一緒に行く荷物持ちを紹介された

Hランク冒険者だがアイテムボックスを持ってるらしい

まぁ役に立つならなんでも良いよ


「モーラです。よろしくお願いします。私ブルースさんに憧れてます。」

おおっと、可愛い女の子じゃねぇかチグよ出来した。ちょっと若いが将来が楽しみだ

「まぁ邪魔しない様に頑張ってくれたまえ。」

また格好いい俺にファンが増えちゃうな

「ところで君、お姉さん居ない?」

「………」

あれ、黙っちゃった

「まぁまぁそろそろ行きましょう。」

チグが言ってくるのでダンジョンに向かった

さぁお金を稼ぐぜ


ダンジョンに着くと3層に降りる

そして3層の中を移動する

これが少しめんどくさい

ホブゴブリンなんぞ相手をしてられるか

この間と同じ様にチグとハグに任せる

俺はモーラに俺が如何に格好いいかを語る

目を輝かせてるな

俺が手取り足取り教えてやるからな

3層を抜けたので

4層に入る

よし、ここから俺の格好良い所を見せてやる

4層如きではまだ役不足だがな

モーラちゃんをさらに惚れさせちゃうぜ

俺は両手剣を振るって魔物を倒していく

オークなんざ俺の敵じゃねぇぜ

どうだモーラちゃん、格好良いだろ

チラッとモーラちゃんを見ると熱い視線で見つめてた

よしよし良い感じだ。これはワンチャンあるかな


そして5層に降りる

そして取り敢えず一当てする

5層のトロルはなんかデカいな

まぁこの位なら何とかなる、俺はサイクロプスだって倒したことがあるぜ

そこそこ手こずったが討伐する

まぁこんなもんか

モーラちゃん見ててくれた?

そうか、格好良かったか。

明日はもっと格好良いとこ見せるからね


今日はここ迄なのでモーラちゃんが野営の設営をする

大きなテントを建てて、その横に小さなテントを建てる

彼女はそちらで寝るようだ

入り口に安全地帯があるので今日はそこで休んだ

他にも何パーティかいるし今日は大人しく寝るか


それから4日間狩りは順調だったがモーラちゃんとの仲は深まらなかった

モーラちゃんは緊張しているらしくここではあまり笑顔を見せなかった

まぁ仕方が無い

帰ってからいつでもチャンスは有るし今はお金稼ぎだ

と思ったらチグが

「明日で最後ですし今日は少し奥まで行ってみませんか?」

とか言ってきた

確かに安全地帯でのキャンプで体力は十分だし中でのキャンプに慣れておいた方が良いよな

それにワンチャン……


そしてその日は奥の方まで進んで行った

ハイオークはちと面倒だが3人で攻めれば何とかなる

ペットなんか使いやがって汚い野郎だが通用しないよ


程なく進んだところでキャンプとなった

森の向こうは崖になっているので片方だけ気にしていれば大丈夫だろう

寝ぼけて落ちるのは気をつけなければ行けないが

安全地帯では無いので見張りが必要だ

モーラには厳しいので寝てて良いよと俺が言った

どうだ俺は優しいだろう

1番最初は俺だ

俺だって見張りくらいするんだぜ、いつもはしないけど

俺は寝たらなかなか起きないからな1番になるのは仕方が無い

そして皆が寝入った頃

もそもそと動くもの

「なかなか寝付けなくて。一緒にいても良いですか?」

モーラちゃんが起きてきた

「勿論良いよ。横においで。」

横にモーラちゃんが座る

俺が肩に手を回すと少し震えていた

「緊張してるかい?」

「はい」

俺が両肩に手を置いて押し倒そうとするとするりと逃げた

「あれ?」

「ここじゃ近すぎます。あそこの森の陰で」

そりゃそうだ、そんなに離れなければ大丈夫だろう

俺は森の木にモーラちゃんを押し付ける

そして抱きしめようとして両手を開いた

そこにモーラちゃんが抱きついてくる

両手でダガーを握って


「あれ?」


「何でこんな事に?」


なんか胸に刺さってる

いや、この位で俺が……体が動かないし声が出せない


モーラが俺を突き飛ばすとそのまま崖から落ちていく

「お前が姉さんを強姦したせいで姉さんは婚約者にも断られて失意のまま死を選んだ。死んでお詫びしろ。」


モーラの言葉は既にブルースには届かなかった


ーーーーーーーーーー


今日中にその後の話が多分入ります


少しでも面白いと思われましたらモチベーションにも成りますのでブクマ、評価よろしくお願いします


とにー


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