表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/302

第40話 ルナの街

ミーリスとクスーラゥが落ち着いて来たので話をすることにした


1人づつ話を聞くとしよう

先にミーリスとからだ

俺はミーリスを呼んだ

「調子はどうだい、ミーリシア?」

俺がいきなりぶっ込むとミーリスは目を見開いて一度軽く息を吐いてから答えた

「……その名を……呼ばれたのは……随分久しぶりですね……」

そう言った後さらに息を吐いて言葉を繋ぐ

「本当に私の過去まで見えてしまうのですね。」

「あぁ、このオンラインショップのスキルの力だ」

「おんらいんしょっぷと言うのが何かは分からないのですけど……凄い力なのですね。」

「そうだな、俺はこの力でCランクに成ったしドラゴンも倒した、そして君達を助けた。」

ミーリスは息を飲んだ

「この力で、何がしたい?」

しかし、俺の問いにはミーリスはキョトンとして答える

「その力ってススムさんの力ですよね?私がどうこう出来るわけでは無いですよね?」

「ドーステン皇国の再興とか考えたりしないの?」

「んーー、しませんよ。私の国はもう消滅してますし王族も家臣の方もほとんど殺されちゃってるでしょう。」

割とあっけらかんにミーリスは答えた。

「それよりクスーラゥの方ですよね。ルアシーン公国にはルナが残ってますし」


「ルナか……」

マップや歴史を一通り確認している俺はすぐに解る

ルアシーン公国の南西に海に突き出た半島がある

その半島をルナ半島と言いそこにある街をルナの街という

ルナ半島の付け根には山脈がありそれが半島と大陸を分かっている。その山脈を越えないとルナの街には辿り着けないわけだがそれが難しい

何故ならその山脈はダンジョンに成っているからだ

ダンジョンは基本コアマスターだけしか形状を変えることはできない

つまり切り立った壁に一切足場を付けることなく大軍を移動させなくてはならないということだ

普通の山なら土魔法で崩したり、穴を開けて進むこともできるがそれもダメだ


海側に目を向けると海流が激しく渦潮が出来ており船を出すのも一苦労だ

しかもルナには守神(まもりがみ)として海龍がいる

どんな船でも沈められてしまう

所謂難攻不落と言うやつだ

ルナが15年間補給線を保っているのも海龍のおかげだ

海龍が守っているので海獣の多い外海を他大陸と貿易出来るのだ

現在ルナには王族は居ない

ルナに王族がいない時を狙ってヤーボン帝国が仕掛けたからだ。

本来王都からルナまでは安全な道が用意されていたのだが、どういう訳か帝国はその道に罠を掛けた

その為ルナに向かった王族は軒並み殺されてしまったのである

偶々嫌な予感がしたためまるっきり反対方向に逃がされたクスーラゥを除いて


『クスーラゥを決起させればルナの街が味方になるか……』

俺は思考する

『そう上手くいくかな……?』

俺はそう簡単には行かない予感がした。


「しかしミーリスはよく知ってたな?」

「私の素性が判った叔母さんが話してくれました。」

「なるほど」

「叔母さんはクスーラゥに国の再興をして欲しかった見たいですよ。」

「そうなのか?」

「でもクスーラゥ本人はあまり乗り気じゃ無いみたいですけど。」


「ふぅむ……まぁどちらにしてもまだ力が足りない。もっともっと力をつけなくては。」


次にクスーラゥと話したが、聞きたい情報はミーリスからほとんど聴けたので軽く流した

今はまだクスーラゥにあまり情報は入れない方がいいと判断した。


彼女たちにはこの屋敷に部屋を作ってあげた。

まぁ対外的に俺の女だと喧伝する意味もある

変な虫も寄って来ないだろう


彼女たちはダンジョンに挑みたいというのでカーバンクルを貸してあげた

安全だから良いだろう


ーーーーーーーーーー


オンラインショップには国毎の歴史書が売ってたりします


っススムはそういうの読むのすきなんです


少しでも面白いと思われましたらモチベーションにも成りますのでブクマ、評価よろしくお願いします

感想とか頂けると大喜びです


とにー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ