第4話 グリーンside
sideグリーン
俺はノールの村の村長の息子として生まれた
小さい頃から活発な子供だった
5歳の子供の頃棒切れを剣のように振っていたらたまたま通り掛かった冒険者に筋が良いと言われた
それなりに名のある冒険者だったらしく、両親がとても喜んで剣術の家庭教師をつけてくれた
そのおかげもあってか、俺はメキメキ強くなった
10歳の時点で、既に俺に勝てる。大人は誰もいなかった
12歳に成って冒険者に登録したいと親父に言ったのだが認めてくれなかった
村から出るには成人にならないといけないとのしきたりだった
我慢できなかった俺は14歳の時に、幼なじみの女の子を3人連れて家出のように街に向かった。
ワルフィアの街はあまり栄えた街では無かったが割と順調に冒険者になることができた
さらには、ランクを上げるのにも苦労はしなかった
やはり俺は才能があるのだと実感した
そして、知り合いの冒険者からCランクというものがあることを知った
強ければCランクになれるらしい
Cランクになれば貴族になれるらしい
俺はCランクの試験を受けることにした
クスーラゥ達は反対したがヘレンは賛成してくれた
まぁ1度目が落ちるかもしれないが、レベルが知れればいい
そんな事を言いつつも受かる気は満々だった
王都についてから試験日まで少し待たされた。試験対象が確定するまで時間がかかるらしい。
そして、試験内容が確定した
少し離れたところにある村を襲った魔人の討伐である
現地までは馬車で移動。2台の馬車に10人ほど詰められた
引率は、Cランクの冒険者が行ってくれた
後で聞いた話だが、全員失敗した場合、討伐する役目でもあるようだ
村に着くとわかりやすく、いくつかの家が倒壊していた
入り口の広い場所に通り掛かった時、それは起きた
「全員馬車から降りて構えろ。来るぞ!」
Cランク冒険者が叫ぶ
全員が急いで降りて、装備を構えると広場に1人の男が現れた
体に怪しい模様の書かれた上半身裸の男がこちらを見てニヤッと笑った
「試験開始だ。行け!」
Cランク冒険者が宣言すると9人の男が攻撃を仕掛けた
あるものは切り掛かりあるものが呪文を唱える。いくつもの斬撃や魔法が魔人の男に襲いかかった
しかし魔人は微動だにしない
全ての攻撃は魔人の周りに現れた障壁に防がれてしまった
「そんなものか」
かなりの濁声を魔人は発声する
そして右手を振ると前方にいた2人の冒険者が引き裂かれる
「ぐはっ!」
呻きながら倒れていく参加者達
グリーンも攻撃を避けられず右肩を斬られて戦闘不能だ
残る者たちもなす術もなく倒れていく
「残りはお前か?」
魔人がCランク冒険者を見た時突然馬車から
「ふあぁぁ!」
という欠伸の音が聞こえた
そして、馬車の中から1人の男が出てきた
「あれ始まってる?」
黒い髪の毛にメッシュが入っている。耳にピアスをした。若い男が眠たそうに話しかけた
「あれが標的だ」
Cランク冒険者が、若い男に向かって呼びかける
「じゃぁ、やっちゃうね」
気負いも緊張感もなく若い男が人差し指を上から下に振った
その途端魔人の体が中心から2つに分かれた
Cランク昇格試験は終わった
合格者1人
死亡者3人
グリーンは一命を取り留めた
ポーションでの治療を受けた後帰りの馬車でCランク冒険者に聞いたところ
あの程度の魔人はシールドに少し手間取るが倒せるとのこと
若い男は召喚された勇者であること(喧伝してるので勇者に関しては隠してない)
勇者とどちらが強いかに関しては経験が足りないのでまだ自分のほうが強いとのこと
グリーンは心が折れた
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いきなり他人視点です
情報がいくつかあるので上げました
Cランク試験の事
魔人の事
勇者の事
追々明かしていきたいです
後なんかのっちゃって更新頻度が上がってます
書いたら上げるので次いつになるか?
ブクマ、評価が有るとさらに乗るかもしれません
とにー