表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

290/304

第290話 ラストシューティング

ススムは皇帝の接触を転移で回避しなから考える。


『よくも無防備に突進してくるものだ』と。


よほど吸収(スキル)に自信があるのだろう。

ススムが予想した皇帝のスキルは攻防に強力な事は理解できる。


しかし……


皇帝は武器を持っていなかった。

突進する際には必ず両手を握らず自由に使えるような体制だ。

これが体当たりとか打撃とかを目論んでいるなら……

普通は両手を握って接近してくる。


つまり……


この開いた掌に吸収の秘密があるとススムは確信した。


そして……


スキルには必ずクールタイムを必要とする。


勿論それが極端に短く連続で使用できるものも有るが皇帝の吸収の様な強力なものはそうでは無い筈だ。


あのアクティブモードはその弱点をカバーする為に威力を弱めて受動的に発動出来るようにしたものだろうと予想する。


ススムには離脱するだけなら既に策はあった。


だがそれを利用して皇帝を倒す事を計算した。


その第一歩は自分の動きを皇帝に読ませる所からだった。


先ずは今までの自分の転移先を全て割り出す。


そして法則性の種を割り出す。

四隅に飛んだタイミングが偶々同じだったことに気がつく。


これならば……


誘い込むことができる……


移動タイミングと位置を微調整する。


そして必殺のタイミングに誘き寄せる。




昔の中国


蜀の軍師は弟子に尋ねた。

「人はどんな時に一番騙されやすいか」と


弟子は答えた。

「動揺したり心が弱っている時では無いですか?」と。


師は答える。


「人が一番騙されやすいのは人を騙している時だ。人に謀をしているものは自分が謀られているとは思わぬものだ。」と


皇帝はススムの転移の法則に気づいてしまった。


そうしてススムに追い付きススムの手を掴んだ。


これで勝てると思った。


ただそれでも皇帝は油断をしていない。


掴んだ瞬間ススムの魂の位置を確認する。


擬態や分身の可能性もある。


そこは皇帝は冷静だった。


そしてその体に魂を確認する。


この体は間違いなくススムリセイの物だ。


そうして吸収を発動したのだが……


その瞬間後方でエネルギー反応を感じた。


そしてその場は超高熱の光に包まれる。


それは……


駐機してあったファイルーンから放たれたハイメタル粒子砲の光だった。



後1話出来れば今日中に上げます

少しでも面白いと思われましたらモチベーションになりますのブックマークや評価をよろしくお願いします。


感想もぜひお願いします。


とにー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ