第258話 ドラゴン
誤字報告ありがとうございます。
ドラゴン
この世界でも最強と言われる生物だ。
その種類は多岐に渡る。
最下層はドラゴニュートと言われる竜人だ。
強固な鱗を持ち、強靭な贅力を誇る。
体長は2mから3m。
知性はあまり高く無く、人語は解さない。
世界によっては亜人と分類されることも有るがこの世界では魔物の一種である。
武装を使用する器用さはあり、ダンジョンであればDランク冒険者が対応する魔物だ。
その次は亜竜と言われる魔物だ。
アースドラゴンやワイバーン、ウォータードレイク、サラマンダーなどがこれに辺る。
その装甲は通常冒険者の剣では通らない。
魔法も低ランクのものでは意味を成さない。
攻撃方法はその身体能力を生かした爪や尻尾などの力押しだ。
ブレスも吐くが特殊効果はなく炎や空気圧、水圧などになる。
その上に正龍が居る。
所謂ドラゴンと正式に言われる魔物だ。
まずは特に属性等を持たない雑龍。
ほとんどにドラゴンはこれになる。
爪や牙、尻尾などの打撃とブレスによる射撃をメインの攻撃手段として持つ。
翼を持ち空を飛べるのも特徴だ。
このランクからシールドを使用する様に成るのも強さを格段に上げることと成る。
ブレス以外に低レベルの魔法も使えたりするがブレスの方が強いので滅多に使うことが無い。
この上に属性龍と言われるドラゴンが居る。
この属性龍にもいくつかのランクがある。
ファイヤードラゴンやウォータードラゴン、サンダードラゴン等元素系のドラゴンはどちらかと言うと下の方だ。
上位の物は何故か地球の惑星の名前がつく。
これは翻訳の結果だと思われるがよく分かっていない。
因みにルナにいる水龍は正式名はマーキュリードラゴンとなる。
このクラスになると人語を解する。
ただどのドラゴンも声帯刑が違うため人語を喋ることは出来ない。
人語を操る為には人化する必要があるのだ。
そしてドラゴンの頂点に君臨するのが真龍と言われる種族だ。
真龍の特徴と言えば一番に挙げられるのは人化が出来ることだが勿論その強さや魔素量も半端ではない。
今まで人や他の生物に殺された記録がないほどだ。
とはいえ現存する真龍はブランを含めても21体。
真龍同士の戦いで破れて死ぬと言うケースは結構あるのだ。
まぁこれは真龍同士の戦いで止めを刺されたと言うケースは少なく、敗れた真龍が配下の属性龍に殺されるケースがほとんどだったりする。
ドラゴンもなかなか世知辛いのである。
今回拡張されたエリアで、39層に雑龍のエリアも作られた。
ここでは春花が単独撃破を狙っているようだ。
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とにー
