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チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


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253/304

第253話 要塞内部

誤字報告ありがとうございます。

要塞内部はやはり細部が少し変わっていた。

地図自体が十年以上前の物だから当たり前と言えば当たり前だが。


それでもメインの通路が変わっている訳ではないので役に立たないと言うことでも無い。


細かい通路が増えていたり、部屋が拡張されてはいるが司令室の位置とか階段などの配置は変わっていないのだ。


私たちは要塞の通路を慎重に、しかし迅速に移動する。

これは特にスニークミッションと言うわけでは無い。

どちらかと言うとスピード重視で有る。

ただ騒がれ無いにこした事は無いので気配を極力消しながら移動となる。

私に同行する忍者は三人。

月影は要塞の裏門を開ける役に回った。

そして対空兵器を破壊する役に四人の忍者。

これは正直成功はあまり期待されていない。

どちらかと言うと騒ぎを起こして陽動の役割が大きいのだ。

故に対空兵器に向かった忍者は高速で移動し、そして1番最初に戦闘を起こす。

そこでは破壊工作が目的である以上派手に兵器を使用して爆発を起こす。

そしてそれ自体が陽動の役割を有効とするのだった。


私たちが慎重に進んでいくと上の方から爆発音が響いてくる。

それがそれが私たちの行動の合図となった。

「行くよ!」

私は一緒に来ている忍者達に合図を送る。

そして司令室に向かって駆け出した。


兵達は上部に取り付けられている対空兵器の防衛の為に上の方に駆け上がっていく。

司令室の警備の兵は残っているもののそう多くはなく私たちにとっては一瞬で無力化できる程度だった。

私たちはその勢いのまま司令室に押し入った。


「何者だ!?」


私たちを見た司令官らしき男が怒鳴る。

それに対して私はこう答える。


「トーレス王国のCランク冒険者よ。この場は制圧したわ。」


「Cランク冒険者!?」


私の名乗りは効果覿面で司令官は絶望的な表情をする。


本来ならドーステンの者と名乗りたい所だがこう名乗った方が効率がいいと先輩から聞かされていたのだ。

当にその通りで有り司令官は抵抗を諦めた。



私は労なく司令室を占拠することができたのだ。


少しでも面白いと思われましたらモチベーションになりますのブックマークや評価をよろしくお願いします。


感想もぜひお願いします。


とにー

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