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チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


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251/303

第251話 結界

いつも誤字報告ありがとうございます。

ボス部屋には石の扉がある。

この扉は本来開く扉では無い。

本来このダンジョンはラスボスを倒した後入り口までの転移魔法陣がある部屋の扉が開くのだ。

では、この扉はと言うと要塞から脱出する際に要塞側から操作して開くことに成るのだ。


でも……。


私は扉の下の部分を探す。

そこには緊急用の開閉スイッチが有りました。


「行くよ。」


私は皆んなに告げる。

扉を開けたらボス戦になる。

その事を教えたのだ。


忍者たちの表情に変わりはないが月影ちゃんが代表で答える。


「分かりました。ミーリア様もお気をつけを。」


「うん。」

そう答えて私はスイッチを入れる。

石で出来てると思われる扉はズズズズッと音を立てて開いて行った。


中に入るとそこは開けた場所でした。

学校の校庭ぐらいの広さが有ります。

しかし、見渡しても何も居ませんでした。

私は頭にはてなマークをつけます。

倒された直後でしょうか?

いや流石にそんな事はない筈。

何故ならこのダンジョンは砦側からも殆ど使用はされてない筈です。

それに倒されたのなら砦に戻る為の転移魔法陣の部屋が開いている筈です。

その時月影ちゃんが叫びます。


「来ます、下です!」

「下?」

私が床に意識を向けると確かに地面の下から振動と異様な音が聞こえて」来ました。

そしてその音が近くなった時忍者たちは横に飛び退く。

私は足場を作って空中に逃れた。

その瞬間地面を突き破って魔物が現れた。

それは全長20メートルはあろうかと言うムカデの魔物でした。


私はその魔物を見て脅威度を計ります。


これは……。


私に取っても十分に脅威となる敵です。

私はすぐ忍者達に指示を出します。


「皆んな、下がって!」


私にとって脅威になる敵は忍者たちには手に負えません。

私は空中から剣を伸ばして攻撃しますがムカデはクネクネと身体を動かしながらそれを避けます。

剣はいくらでも伸ばせますがタマムシのように単調な動きでないと当てるのは難しいです。

ムカデは関節をクネクネと動かし無数に生えている足を触手のように伸ばして私を捕まえようとします。

私はスキルで作った空気の板を盾のように使ってそれを避けます。

そして剣を伸ばして突くようにすると当たることは当たるのですが致命傷には程遠いです。

多分関節を一つ二つ潰しても決定打にはならないのでしょう。


剛を煮やした私は切り札を発動します。


若干の集中の後私はゆらゆら動く頭に向けて指で指します。

そして「結!」と叫んでその頭を空気の壁で囲んでしまいます。

慌てたムカデはその壁をなんとかしようと暴れ回りますがそんなことで私のスキルは破れません。


そんなムカデを空中から見つめながら私は次の言葉を告げます。


「滅!」


結界がムカデの頭を潰してしまいます。


頭を失ったムカデは力無く崩れ落ち動かなくなりました。






少しでも面白いと思われましたらモチベーションになりますのブックマークや評価をよろしくお願いします。


感想もぜひお願いします。


とにー

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