第245話 皇帝のスキルと帝都の防衛
お久しぶりです。
ちょっと通信障害で書いた文章が消えるとか不幸があって間が空きました。
まだ頑張りますのでよろしくお願いします。
時間は遡る。
ススムside
俺はワルフェアの自室で現状について整理していた。
帝国の魔人に関しては諜報で動向をチェックしてある。
動きがあり次第こちらも対応する予定だが後手に回るのも拙いので前線のCランク冒険者には避難用のアイテムボックスカードを用意した。
魔人達を投入するとすればまずそこなのは簡単に推測できる。
聞けばこのタイミングで召喚勇者の残りの2人が前線に投入されるらしい。
彼らも中々強力なスキルを持っているようだが正直5人も魔人を投入されれば厳しいだろう。
健闘は期待するが……
そして、カウンターの様にルアシーンからの侵攻作戦を準備する。
そろそろ帝国にも退場して貰いたいからな。
投入する戦力はシールドを張ったヘリ部隊を中心に占領用に歩兵部隊。
覚醒勇者として春花、カミーユ、岩男くん、更にはシタンリースの4人も加えた。
これだけの戦力を迎え打てる力が地方都市に有るわけもないので帝国付近までは特に障害もなくいける筈だ。
しかし侵攻は帝都の直近の街までと言う指示をしてある。
帝都の戦力がまだ読みきれないからだ。
今回魔人に兵団を投入したが他にも当然研究はしているだろう。
その中には侵攻には使えなかったものの戦力になる物はあったと思われる。
例えば移動的な問題とか実働時間的な問題とか。
様々な問題も帝都で使用するとなればクリアできてしまう問題も多いだろう。
それと皇帝のスキルも確定はしていないのだ。
皇帝のスキルは吸収系だと言うことは判明しているものの詳細は完全には解っていない。
魔人兵を作る為に使用したと思われることは調査でわかっている。
と言うことは吸収した魂などを再利用出来るのだろう。
そこから解るのは自分の力にも出来ると言うことだ。
下手な戦力は鴨葱になってしまう可能性がある。
それをさせない為には俺が対峙する必要が有る。
故に帝都の直近まで侵攻したら俺の出番だ。
帝国の偽魔人にはイヴに対応してもらう。
奴らとて30体で王都まで攻め込むほどお花畑では無いはずだ。
とすれば陽動の為に国境の街を狙う筈だ。
場所は……90%の確率でシーラムだろう。
琴子に指示をしてシーラムに伝令をする。
イヴにはサウザンド・ライトニング・ブレイク英使用するように言ってある。
イヴは自分だけ戦争に参加しないことを気にしていたからちょうど良い。
存分に威力を発揮してもらおう。
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とにー




