表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

218/302

第218話 ルナの街

リーリスとスタンリース国の人達は一度ルナに身を寄せる事となった。

ルナの街はダンジョンと繋がっている為半島の付け根の部分に街が出来ている。

そして半島の先の部分には十分の土地がある。

整地はあまり済んでいないので大急ぎで整地して出来次第団地を建てていく。

少し鮨詰めになるが30棟も建てれば一万人の収容も可能だろう。

食料や生活必需品なども支給する。

仕事して斡旋するのはやはり冒険者だ。

若者にはどんどんダンジョンを攻略してもらう。

ルナの冒険者ギルドも賑わって居るからすぐに慣れるだろう。

ルナのダンジョンは少し改造してルナ側の入り口から一階まで行けるエレベーターを作った。

これによってルナ側の入り口から入ってもどの階でも行ける様になった。

そして一層ではウッドゴーレムやスケルトンなどの石級冒険者でも倒せる魔物が沸くようにしたのでそこそこ稼げるダンジョンになっている。

特にゴーレム系は素材としても美味しいので良い狩場となっている。

それもこれもやはりアイテムボックスカードのお陰だ。

本来なら嵩張るためそんなには持ち運べない。

稼ぎが全然変わってくるのだった。


リーリスがルナの港に着いた時の水影に対する第一声は、

「レオン達、スタンリース国の冒険者達の仔細を貴方は知っているの?」

それに対して水影は無表情に話す。

「私は存じ上げませんがススム様が手を回しているはずなので大丈夫でしょう。」

「でも、さっき国に近づいた時、一瞬念話の範囲に入ったのに連絡できなかったの。本当に大丈夫?」

リーリスは焦りが見える。

きっと本来なら念話が通じなかった時点で飛んで戻りたかったのだろう。

しかし民の為にそれが許されなかった。

何故ならもしパトリックが倒れていた場合空間拡張の術師がいなくなったと言うことだ。

今その空間拡張を制御しているのはアーティファクトの作成者であるリーリスだ。

リーリスが離れると空間拡張が解けてしまうのだ。

水影は鷹揚の無い声で返事をする。

「分かりました。確認して見ましょう。」

そしてDHに連絡を取る。

そしてその返事を見てそのままリーリスに告げる。

「なるほど、アダマンタイト級冒険者達は全滅したようです。」

「そんな……。」

その言葉にリーリスはショックを隠せない。

そして、

「でも大丈夫です。ススム様が手を回していますので。」

と言った水影の声さえ届かないほどリーリスは呆然としていた。



少しでも面白いと思われましたらモチベーションに成りますのでブックマークや評価をよろしくお願いします。


とにー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ