表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートスキル オンラインショップから始める異世界生活 どんな物でも買えてしまえる力で成り上がる  作者: とにー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

184/301

第184話 お寿司屋さん

現在ボーヤン帝国との戦争に参加しているCランク冒険者は総数のほぼ半数となる約50人だ。


国からは一応参加依頼と言う形で参加を募っている。

しかしながら半数のCランク冒険者が参戦していないのが現状だ。

それは制約(ギアス)に刻まれているのは他国との戦争では無いと言うのが大きい。

しかし、魔人兵が攻めて来ると言うのなら話は変わる。

魔人兵対策は制約(ギアス)に最重要事項として刻まれているのだ。

故に対魔人警報が出されるとCランク冒険者は全員魔人を迎え打つ体制を整える。


俺は手元のいる覚醒勇者達にその事を伝えた。

対魔人警報は制約(ギアス)によって魂に伝えられるのでそうしておかないと制約(ギアス)を外してしまった彼らには通知されないのだ。

俺はSランク冒険者なので警報を発動する前に知らされる。

俺から連絡が行くと伝えておいた。


さて公務は終わったのでアルコールでも嗜むか。

俺は部屋を出てエレベーターに乗る。

このビル自体は転移が出来ない結界を張っている。

とは言え実は俺だけは転移できるのだけど……。

俺は街中の移動には極力転移を使わない様にしている。

やはり人間あまりズルくなったらダメだと思うのだ。

特に見られたら困るとかそう言うのでは無い。

市民には既に俺は神の使い扱いされてるしな。

今更俺が何をしようと特に気にはされないだろう。

さて呑むと言ったが部屋で呑むこともビルに有るバーで呑むことも出来るが、今日は表の出ることにする。

とは言え今日はスーさんでは無いのでお姉ちゃんのお店には行かない。

TPOは弁える男だ。

今日は丁度開店したばかりのお店が有るので行くことにする。


ビルの地下まで降りると駐車場に止めてある車の後部座席に乗る。

乗った車はロールスロイスだ。

運転席に運転手が乗り込む。

それと同時に後部座席の扉も両方開いて乗り込んでくる二つの影があった。

「ススムお兄ちゃん飲みに行くんでしょ?春花達も連れてってよー。」

「私も一緒に行っても良いですか?」


イヴと春花が両隣に乗ってきた。

「春花はともかくイヴまで……まぁ良い。連れてってやる。」


車が発進して少し経つと目的地に着いた。

俺は車から降りると暖簾を潜る。

「ここって……。」

「回らない寿司?」

「前に一度だけプロヂューサーさんに連れて行って貰ったことが有ります。」

「私は初めてー。くっ、イヴお姉ちゃんとの期待度の差が染みるぜ……。」


「へい、らっしゃい。」

元気な声がかかる。

「カウンターで良いな。オヤジ、冷で一杯と適当にツマミ見繕って。」

俺が真ん中に陣取ると両隣に二人が座った。


「お前達は好きなもの頼め。」

「はーい、トロとウニとイクラー。」

遠慮なく頼む春花を見ながらイヴは少し呆れていた。

「ススムさん、ちょっとやりすぎ何じゃ無いですか?」

「こんな店があっても良いじゃ無いか。」


俺は満足げに微笑んだ。


ーーーーーーー



少しでも面白いと思われましたらモチベーションになりますのでブックマークや評価をよろしくお願いします。


とにー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ