第133話 エトワル攻略
この世界では空を飛ぶ魔物はそう多くはない。
空の王者といえば真竜は別格としてやはりワイバーンが考えられる。
だがワイバーンとて自分のエリアから他に攻撃をかける物はほとんどいない。
勿論森の中を飛び回ったり自分のテリトリー内を飛行して移動する魔物はいるがその手の魔物は空を自由に飛び回れるわけではない。
飛んで居ると言うよりは滑空していると言った方が良いだろう。
そんな魔物が空を移動して戦闘しようと思ったら単なる的になってしまう可能性が高い。
無抵抗な小動物を狩るとするなら別ではあるが。
つまり基本的に都市の対空防御は殆どが用意されて居ないと言う事だ。
俺は上空からオスプレイでの攻略を決行した。
こう言う場所ではオスプレイがとても便利だ。
オスプレイの乗員は通常26人だが攻撃装備や予備タンクなどを取っ払って50人が乗れるように改造してある。
そして、その攻撃チームに参加をするのはスペーディアだ。
スペーディアはゲームと同じで様々なストライカーズユニットによって色々な状況に対応できるようになっている。
今回は飛行用のストライカーズユニットによりスペーディアは単体で飛行する。
そのスピードはマッハ20。
彼女は一瞬で都市内に突入して橋頭はを築く。
その攻撃により一瞬にして領主館の周りの土地を平地にした。
そして着陸が可能の様に結界を張ると周囲の敵を掃討し始める。
正直言って彼女1人でも攻略できてしまいそうな状況ではあるがそれは彼女の仕事ではない。
占領はオスプレイから降りた特殊部隊の仕事となる。
潜入した兵達は領主館をまず占領し、そこから味方の支援と敵の防衛工作を行う。
オスプレイはピストン移動で人員の補充を行う。
程なくしてエトワルの占領は達成するのであった。
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すみません今日もあまり復活せずに短いです。
と言うか二日で1話分かな。
休んで頑張りますのでよろしくお願いします。
とにー




