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作者: ムラカワアオイ

「お前」


整理整頓、へたくそ。

AB型のジュリエット。二人で煙草を吸いながら。

ただ、泣いた。愛してる。

ずっと、愛してる。

きれいに。


「好きだ」


感覚の携帯電話。よじ登る坂。倒れてごめんよ。今が必要である。狂ったワイン。

サード。

人と話す。お前は人と話す。

お前は俺と話す。好きだ。

交わしたクチヅケ。

俺とお前にはコミック雑誌なんていらない。

俺とお前にはWi-Fiなんていらない。

好きだ。コンビニでワイン、買ってくるよ。アオイの作品も図書館に並ぶといいね。

お前には甘えていたい。

俺にはユニフォームなんていらない。

お前には言葉達と想い達。

好きだ。


「胸」


お前の背中に疲れ。

俺がお前の愚痴聞き役ならば、こんなに嬉しいことはない。

愚痴の後のお前の胸。

誘惑された小鳥のように。突き進む、時間と空間。

胸。俺の背中に疲れ。

はしゃぎたい。


「雪化粧」


マンション。部屋。駐輪場に、広がる輪。

聴きたい音。

聴きたい声。期待を裏切れない。

今日は詩を描きたくて。ゲーセンで俺に100円玉を。

雪化粧。お前はきれい。

俺に100円玉をすがるお前。

煙草でも吸うか。


「ステップ」


俺には修学旅行なんていらない。俺には俺の俺なんていらない。

ステップ。

それは、必ず、行え。お前のお前が、服を脱ぐ。

俺にはスマホなんていらない。

腹が減る。俺にはお前のお前がきれいに存在。


俺にはお前がいる。

俺にはお前のお前が必ずいる。

バスタオル、サンキュー。


「獲れる」


眼差し。

愚か者よ、時代に徘徊せよ。パン。

本物の詩人。穫れる技術。

ただ、くだらない愛もいる。

バランス。

俺はお前に笑いを売ってはキスをした。

こんな、俺は愚か者。

猫が、今、また、鳴いた。


「ちきばん」


放送事故。

人生など誰しも悟れない。容易いものなどない。

彼女は俺を束縛して黒いワンピースに袖を通し笑う。

ちきばん。ゆっくりと時は進む。

こんな言葉達。彼女も俺も捨てられない。

そうだろう。


「からっぽ」


ギターの音が欲しい。

狂ったギターの音が欲しい。

からっぽになるまで。空っぽになっても。今、涙目になり、俺はこの詩を刻む。

復活の予感。

素直なものだけ心の中に。クレイジーなギターに涙目。

哀しいのであれば泣け。


「ジェンソン」


もう、ええわ。あほあほあほあほ。お前と煙草を吸いに行く土曜日の夜。あほあほあほ。美女、微笑む。


「優等個性」


努力した。馬鹿にされた。笑われた。もう少し適当でいいんですよ。と言われた。優等個性。無常。


「この腕」


この腕で詩を描いてきた俺。

俺の作詞ノートを見て、笑う、お前。

良く出来ました。

笑うジュリエットというお前。

良く出来ました。


「傷」


俺のお前のその誘惑の月日が流れ、ラジオに音楽とワルツ。

プリントアウトすると、

お前が、また、笑った。傷。

マニュアルなんて飛行機の中でも聴けるだろう。

お前は何故だか、写真を撮れと俺に言う。

ナルシストな俺のお前は、月夜を見て、シャッターを押す。

中央フリーウェイ。

あ。


「信じる」


私がチャンピオンシップを諦めることなんて、絶対にない。しかし、信じる。お前に褒められたい。

ただ、それだけ。

そこから、はじまる。初めまして。


「小梅の散歩」


歩く猫には名前があった。小梅。オス。てくてく。サンキュー。おやすみなさい。歩こうか。


「不快」


新快速。お前からのメール。SEX。映画。コカ・コーラ。


「英雄」


お前の顔はVIP。心、優しく。

皆に優しく。

結局、俺はお前を失うことなんて。愛してる。俺はお前を愛してる。

英雄が言う。

電車に乗れ。クルマに乗れ。

お前の顔はVIP。そろそろ、帰ろうっと。


素直に発する言葉達IN2019。


お前と台北辺りで抱き合いたい。

英雄に俺はなれないけれど、言葉達にお前へ言う。


愛してる。

死んでも。

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