四話、話
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「ただいま〜」
俺は恵梨香との微妙な空気が終わった後即ざま家にへと送って行って真っ直ぐにへと自分の家に戻って来た。喋っていたら時間も時間だったので早く切り上げてきたが、そこまで大して意味は無かったな。
「母さん?いるか?」
と、俺がそんな考えを置いといて母さんを呼ぶが返事は無かった。
あそういえば飯どうしよっかな。一昨日と昨日は作り置きしたカレーが残ってたから作らずに済んだが、言っておくが俺の手料理レパートリーはとても少ない。
「母さんー?」
だからみんなあまり俺の手料理にはあまり期待してねぇが…といっても母親しかいないけど。
それと俺は母子家庭で父とは離婚し、俺は母の方にへと引き取られていた。
最初から親の相性は悪かったので勿論相手は俺の養育費用などはくれるはずもなく母が毎日仕事漬け。
いつもは俺より格段に遅いが今日は早く終わったらしいのでさっき電話が来て俺はこうして母さんを読んでるのだ。
「はぁーい?」
「お、いたいた。ったく居たら返事しろよー?」
少し心配になったじゃんか。
「ごめんなさいね悠人…その代わり今日は飛び切りのご飯作ってあげる!」
「別にいいって!母さんは仕事で疲れてんだからゆっくりしてろ。せっかくの早上がりだろ?それぐらいは俺にもカッコつけさせろよ」
俺は安心させるように母さんに笑顔を見せると自分の部屋に来ていた制服を脱ぎ捨て普段着に着替えてキッチンにへと行く。
テーブルには椅子に母さんが諦めたのか潔く座ってテレビを見ているので俺は安心しながら隣の冷蔵庫を開ける。
まぁ、具材はそこそこだな…これだったら何作れるとか直ぐには分からねぇけど。そうだな、炒飯ぐらいだったら俺にも作れるか。
俺は直ぐさまフライパンに油を注いで炊飯器からご飯を取り出し熱くなってから炒める。
そこに冷蔵庫から取り出した色々な具材を入れ込んで温めると、
「はい、完成っ。母さん!持って行ってくれ、俺食器持っていくから!」
俺は皿二つに炒飯を入れると母さんに後は頼み向こうから箸を取り出してキッチンの電気を消す。少しの節約のためにこれは大事だ。
「早いわね…ありがと、悠人」
これからもどうぞよろしくお願いします。