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カタカナ語

ナーロッパ世界で最大にして最強の敵、それがカタカナ語。

日常会話でカタカナ言葉が異世界人に通じるくせに「プリーズ」とか「ワンチャン」とか転生召喚憑依主人公が言うと突然初めて聞いた反応するのは何?


google検索したところ、カタカナ語とは「欧米言語からカタカナで表記される外来語と和製英語」との事。

はたしてそんなカタカナ語が異世界で使われるのでしょうか?

英語だけを話すアメリカ人に「ねずみ」「ねこ」「いぬ」と言ってるようなもんです。

違和感バリバリで、小説を読む時に、いちいち日本の単語に言い直しながら(実際にミルクを牛の乳と叫びながら)読み進めます。

そんな事を言ったら「異世界で日本語が通じるのも変じゃないか?」と言われるかも知れません。

しかし日本人相手に小説を読ませる以上、異世界語で文章を書くなんて出来ません。


  ◇◇◇  ◇◇◇


「俺がsignするからtimingを合わせて全員でattackするぞ」


異世界転生者の勇者の言葉を聞いて全員呆然とした後、騎士が尋ねる。


「アタックとはなんだい?」

「攻撃のことだ」


すると隣にいた重戦士も言葉を発する。


「サインなんて聞いたことがない」

「合図の事だ!」


勇者はイラついた言葉で返答する。

最後の魔術師が呆れたように問いただす。


「ではタイミングとは?」

「息を合わせるとか契機とか瞬間のことだよ! なんで判ってくれないんだ!」


その場にいた全員の心は一致した。「いや、知らんがな」


  ◇◇◇  ◇◇◇


じゃあ「ギルド」「ゴブリン」「スキル」は?

「組合」「悪鬼」「技能」でしょうか。

さすがにそこまでやると異世界ファンタジーナーロッパ感が無くなって、江戸時代日本のような小説になってしまいますね。

要は兼ね合い(バランス)だと思います。

カタカナ語の使い過ぎに注意を。

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