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社会人が俺
日本語の一人称代名詞は沢山あります。
私 俺 僕 おいら 拙者 某 私 童 妾 麻呂 あたい・・・
日本語ってすごいですよね。
使う言葉によってその人の地位や職業、相手との関係性や本人の素行を表現する事が出来ます。
一々その人となりを説明する事無くセリフ一発で理解させるのです。
また、使い分ければ小説に幅がでるでしょう。
登場人物のセリフの使い分けも出来ます。
そんな代名詞ですが、「俺」という言葉は、大多数の人が野蛮で品がない言葉と思っているのではないでしょうか。
「俺」を社会人が、しかも営業職の人が公的な場で「俺」「俺」を連発するのを読むと常識が無いんじゃないかと思います。
或いは、この小説書いた奴社会人じゃないだろ、と。
謁見の場で「俺」「俺」って不敬罪で首ちょんぱですよ?