瀬戸【140字小説】【海】
※この作品は【言の葉連想辞典】に収録されている言葉より連想した140字小説です。タイトル横にカテゴリを表記します。
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島と島とが重なり合うようにあるこの海は
潮の流れが早い
だが見ている分には非常に波も穏やかで
島の間は狭く、泳いですぐに渡れそうだ
と男は思った
地元の漁師に話をすると
渋い顔をし『瀬戸だ!やめておけ』と
強く言われた
それでも彼は海を泳ぎ始めた
海岸から数メートル
冷たく早い流れに足を取られた
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作者x:@kisaragi_usa25