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織田信長像って、どうして嘘がずっと語られているの?

作者: 牛一/冬星明

織田信長。

誰も知っている戦国の英雄だ。

時代の先端を生き。

合理的な経営を行い。


残酷非道。

比叡山を焼き打ちし、弟を騙して殺し、裏切り者の妻子は一人として生かさん。

まさに第六天魔王であった。


知恵があるなら猿でも使う。

能力主義を取り入れた天才だった。


誰の事ですか?


みなさん、これって小説の信長ですよ。


某、○○作家の『国○物語』で描かれた信長像が、学校の歴史教科書を彩るようになってしまいました。


歴史家のみなさん、何をやっているんです。


史実の信長さんは、ねね(秀吉の妻)にこんな手紙を書いています。


「なぁ、ねねよ。おまえはいい嫁さんだ。最近、すごく美人になったじゃないか。つまらん女と禿ねずみ(秀吉)が不倫をしても、ヤキモチを焼くんじゃないよ。俺から見れば、禿ねずみにはもったない。自信を持て」


いい上司じゃないですか。

部下の奥さんに手紙を1つ1つ出して上げる上司ですよ。

どこが鬼ですか!

悪魔ですか!

第六天魔王ですか!


そう言えば、第六天魔王って、南朝の初代天皇後醍醐天皇の事ですよ。

信長さん、「後醍醐天皇の生まれ代わりだ」と言いたかった訳です。


なんと言っても、信長を育ててくれた家老の青山 信昌(あおやま のぶまさ)は南朝出身、信長の経済を支えてくれた津島衆も南朝の末裔なのです。


第六天魔王って、


『津島のみなさん、信長に清き一票を』


と、叫んでいるのと同じなんだ。


比叡山の焼き討ちを明智光秀から提案された信長は沢山の人に相談しています。


光秀「信長さま、比叡山、焼き討ちしましょう」

信長「比叡山を焼き討ちするの?」


信長「比叡山、焼き討ちしても大丈夫かな」

公家「大丈夫じゃない」


信長「比叡山、焼き討ちしても呪われないかな」

興福寺僧侶「問題ございません」


信長「比叡山、焼き討ちしちゃ駄目?」

幕府御用人「もう、すでに2回もありますよ」

(※.将軍様はすでに2回も比叡山焼き討ちしていたりします。)


特に明智光秀の重臣の斉藤利三は王政復古で、アマテラス大神のいわす日ノ本に仏教は要らない派の人です。


楽市楽座は信長が始めた事じゃないって知っています。


美濃衆「信長さま、美濃では楽市楽座をやっております」

信長「問題ないなら、そのままでいいんじゃない」


信長さん、部下の妻に優しく、人の話も良く聞き、努力する人を応援します。


才能がある人より、努力する人が好きだったのです。


ドラマの信長と史実の信長は違うでしょう。

作品の向上の為に、


『 評価 』


だけでも付けて頂けると幸いです。


よろしく、ご協力下さい。


お願いします。


作者:牛一/冬星明



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― 新着の感想 ―
[良い点] 全然違う内容が出てくるたびに、誤解や印象操作はうまいことやってるなーって感心しますね。個人的には光栄の地下書庫とか興味ありですが。 [一言] 戦前の大学ではそういうの民家やら訪ねて集めるフ…
[一言] 信長って現代人に近い感性の持ち主だったんでしょうね。 戦国時代というのは現代では信じられない位くだらない事で家の運命を左右する裏切りが横行していてそれが故に仕置きも過剰になっていた時代にも関…
[良い点] 内容は共感できるものでした。信長に限らず、偉人の人物像は、良い方向にも悪い方向にも誇張されがちであると良く感じます。 [気になる点] 気になったことが幾つかありました。決して歴史家ではあり…
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