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Lv.4

どうも!Genshoです!まさかの三日連続投稿という奇跡的なことが起こりました。この更新ペースをあと何日維持できるだろう・・・

俺ーーー真田さなだいつきは、22歳の高卒ニートだが、


俺たちは何も言えず、何もすることができない。


その理由は、今俺たちの眼前に広がる光景にある。


安易な発想?から生み出したメンバーの募集。


その募集をかけた翌日に50人にはいかないだろうが2〜30人を超すような人数が


俺らの止まっている宿に押し寄せてきているからだ。


あの掲示板どんだけ拡散能力あるんだよ・・・・・・


Twit●erもびっくりじゃねぇか?


『んで?どうするんすか?フォルトさん?』


『・・・・・・さぁ?・・・・・・知らない。


 ・・・・・・私何もしてない』


はぁ、しらばっくれかよ・・・・・・


『パーラぁ・・・・・・どうすん?』


『これは・・・・・・大変なことになりましたね・・・・・・』


どうやらあのあとすぐ目は覚めたらしい。


それだけこの衝撃がすごかったということだろう。


『・・・・・・ずっとこのままだとみんな帰っちゃうわよ』


フォルト貴様・・・・・・言ってないで何か案出しやがれこのやろ・・・・・・


ーーーと、パーラが尻拭いの一声を言ってくれる。


『あ!なら、オーディションするっていうのはどうですか?


 順番待ちって名目があればみなさん待ってもらえますよ!』


『それいいな!よし、フォルト!動け働け!列作ってもらうぞ!』


<><><>


『えー、本日はお日柄もよく、お集まりいただけたことにまことに感謝いたします。


 このチーム指揮官リーダーを務めさせていただきます、


 生還者サバイバーのペルヘケルです。


 只今ただいまより、メンバー選考を始めたいと思いますが、


 それにつきまして、要項をお話ししたいと思います。


 定員は規定はありませんが、2〜3名を目安としています。


 職業は、魔術師ウィザード鑑定家アプレイザー平民コモナーを募集していますが、


 必ず決定するわけでもありません。もしかしたらどれかの職業はいないという可能性も考えられます。


 これを踏まえて前列の方から一人ずつ部屋に来てください!どうぞ!』


<><><>


『お願いします!』


最初の希望者は、小学生や中学生にも見えるようなロン毛のヤンキーのような少年だった。


『お名前、職業、スキルなどアピールポイントをお願いします』


『うっす!ANアバターネーム、ロックッす!


 職業は平民コモナー!保有スキルはありません!将来の夢は英雄ヒーローです!』


『・・・・・・ありがとうございました。


 合否は後日掲示板にて発表しますのでお確かめください』


『・・・・・・ロック。・・・・・・バカ』


相変わらずの毒舌っすね。フォルトさん・・・・・・


<><><>


『失礼します』


次の希望者は見たからに魔術師ウィザードだろうというのがわかる黒髪のお姉様だった。


『お名前、職業、スキルなどアピールポイントをお願いします』


『ANはリンネ。職業は平民コモナーです・・・・・・


 スキルは、「高速詠唱Lv.1」と体力(上昇)Lv.1を持ってます・・・・・・』


 っ!まさかの平民コモナーだったとは・・・・・・


『え、えと・・・・・・リンネさんは平民コモナーということでしたが、


 なりたい職業などありましたら教えてください・・・・・・』


パーラが苦し紛れに聞く。おそらく俺と同じような勘違いをしていたのだろう。


・・・・・・フォルトは無表情だ。おそらく寝てるな。


『あ・・・・・・はい・・・・・・


 その・・・・・・えと、ハ、上級魔術師ハイウィザードを目指しています・・・・・・』


上級魔術師ハイウィザード?そんなのなかったぞ?


と思い寝ている(であろう)フォルトのことを見ると、


何か紙に書いている。


・・・・・・とフォルトがそれを差し出して来た。


「俺か?」と小声で確認を取ると、


小さく頷くのが見えた。


紙曰く・・・・・・


上級ハイっていうのは、その職業レベルが一定に達すると、進化するのよ。


 能力とか、スキルとかも。ちなみに職業のレア度は+がつくだけだけどね』


・・・・・・だそうだ。


『わかりました。大変ありがとうございました。


 えー、合否は後日掲示板にて発表しますのでお確かめください』


<><><>


なかなか個性の強い人たちがそれからも続々と来た。


性欲の塊のような魔術師ウィザードや、合法ロリの鑑定家アプレイザー


さらにはおじいちゃんの格好をしたおばあちゃんの鑑定家アプレイザーなんてのも・・・・・・


そしていよいよ最後、27人目の希望者のオーディションだ。


<><><>


『次の方お願いします』


『・・・・・・』


なんだ?なんか喋れよ


『えー、お名前、職業、スキルなどアピールポイントをお願いします』


『・・・・・・ゼウス』


ん?今なんつったこいつ?


『えっとすいません、お名前もう一度・・・・・・』


『・・・・・・ゼウス。我が名はゼウス』


あーーーーー、厨二病イタイのか?


『あー、わかりました。職業とアピールポイントをお願いします』


『・・・・・・神』


『は?』


おっと、ついつい声に出しちった・・・


なにこいつ「神」って言った?言い切ったよね?


『・・・・・・イタイワー』


ほら、フォルトにまで言われてるよ・・・・・・


『わかりました。これでオーディションを終わります。


 合否は後日掲示板にて発表しますのでお確かめください』


すると自称神、ゼウス君は、一言も発さずに部屋を退室した・・・・・・


<><><>


後日、掲示板


生還者サバイバーチームオーディション 結果通達


合格者 AN (敬称略)


・ロック


・リンネ


・アデス



<><><>


同時刻、掲示板の前



『ああ、なかったか・・・・・・』


『僕は!?僕の名前は!?』


『お前はどうせまともに名前言ってないんだろ?ねぇよ』


『そんな・・・・・・ない・・・・・・』


『じゃ、俺はもうこの街を出てくからな。


 勝手に生きてろよ』


『えっ!待って!嫌だ!』


『あばよ』


『そんな・・・・・・・・・・・・』

おそらく次は他作品を進めると思います・・・

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