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どうも!Genshoです。二日連続での同一作品の投稿は久しぶりです。これからも他作品共々ご愛護願います。感想、ブクマ、評価もお願いします。

俺ーーー真田さなだいつきは、22歳の高卒ニートだが、


今俺たちはとある町を目指して歩いている。


その街とは銀座でも渋谷でも秋葉原(聖地)でもなく、


<始まりの街>だそうだ・・・・・・


<><><>


「この人生ゲームからは逃れられない:ログアウト不可能」


この十数文字のメッセージが、見るからにおかしいこの惨劇ゲームを引き起こした。


意図いとは掴みかねるが、


言いたいことはそのまんまだろう。


『ログアウトができないよ・・・・・・ってか』


『ペルさん、どうするんですか?このままじゃ何もできずに死んじゃいますよ?』


少し焦ったように俺に尋ねるパーラ。


フォルトに至ってはもう放心状態だ。目が死んでいる。


『とりあえず、みんなの出方を待って、じっとしていよう。


 目立つのはハイリスクだ』


『うん・・・・・・』


『そういや、お前らはVRMMO初めてだっけか』


『はい。フォルトはRPGはやってるんですけど、VRMMOコレは初めてらしくて・・・・・・』


『フゥン。まぁ、しゃぁないか・・・・・・』


『ペルさん?何か案があるんですか?』


疑い深く尋ねてくるパーラ。


『何もないよ。少なくとも今はね・・・・・・』


『なんですかそれ?いつになったら出てくるんですか?』


『さぁ?分かんね』


<><>><>


そうしてたどり着いた始まりの街だが、


まぁ、荒れに荒れていた。


路地は人で埋まり、


壊れるはずのない建物に手を出すユーザー。


狂気の沙汰に泣け叫ぶ少年 (デフォルメキャラだが)


フォルトと同じような顔でたたずむ女性 (のキャラ)。


『ひっ』


同じような顔をして怯えるフォルト(本家)


『これはひどいな・・・・・・』


『どうするんですかペルさん!怖いよぉ・・・・・・』


『ふむ・・・・・・』


俺はとっさの思いつきながら一個考えた。


『おい、パーラ、フォルト』


『はい・・・・・・』


『・・・・・・』


死んどるな・・・・・・


『ホテル行くぞ』


『・・・・・・はぁ!?』


『・・・・・・え?』


<><><>


『なんだぁ!ホテルってNPC宿屋じゃん!


 もうびっくりさせないでよ!』


あの後、俺の「ホテル行くぞ」発言をどう捉えたのか、


パーラのガキが、わめき泣き叫び拒否して俺のこと殴りやがった・・・・・・


全く、変な手間かけさせやがって


『いや、お前が勝手な勘違いしただけだ。この淫乱娘』


『は!?ちょ、え!?』


『・・・・・・パーラはエッチ。


 ・・・・・・胸ないくせに』


『ちょっ、フォルト、え?はぁぁぁぁぁぁぁ!?』


くっ、くくくくくくく・・・・・・


笑えねぇ・・・・・・


発端ほったんが俺なのがもっと笑えねぇ・・・・・・


『おい、お前ら痴話喧嘩は大概にしろよ。


 ・・・・・・作戦会議だ』


<><><>


チーム?』


『ああ。俺たちでチームを組む。


 わかりやすく言うと、RPGゲームのギルドだな』


『え、私はそれでいいですけど、こんな少人数でチームなんて組めるんですか?』


『さぁ?俺説明書も何も読めずにこのゲームログインしちゃったし?


 の上に生還者サバイバーだからっていろいろシステムメニュー機能使えねぇし?』


『ああ・・・・・・完璧にねてますね・・・・・・』


『・・・・・・ペル?・・・・・・後何人かメンバーをつのったら?』


『あ!フォルトそれ妙案!どうですか?ペルさん!』


『・・・・・・俺は別に構わないが、募集つったってどうすんだ?』


するとフォルトは地図を取り出す。


『・・・・・・ここ、始まりの街の入り口に、大きな掲示板がある。


 ・・・・・・そこで呼びかければ、何人か来る』


『・・・・・・ふむ。確かにいい案だな。しかし、編成はどうすんだ?


 あぁ、聞いてなかったがお前らって職業なんなんだ?』


俺はこの世界で唯一の生還者サバイバーとか言う全くありがたくない職業についているが、


よーく思い出して見なくても二人の職業を聞いてない。


『えっへん!私は名誉ある冒険者アドベンターです!』


『・・・・・・レア度E。ありふれてる職業』


『え?今バカにした?ねぇ!ちょっとフォルト!』


『・・・・・・私は探索者サーチャー


 ・・・・・・レア度はA。物語風に言うと名脇役よ』


『ふ〜ん・・・・・・なぁ、聞くまでもないんだが、俺のレア度は?』


聞きたくはなかったが、どんな結果でも受け止め・・・・・・


『・・・・・・愚問ね、SSS(トリプルS)よ』


ああ・・・・・・


『・・・・・・デスヨネー』


<><><>


『んで?お前らの職業は聞けたのだが、肝心な求む職業が聞けてないぞ?』


『ペルさんなにか知らないんですか?VRMMOの編成みたいなの・・・・・・』


『いや、俺も探索系のゲームは初めてだからさぁ、しかも職業何があるかわかんないし・・・・・・』


『・・・・・・それだったらシステムメニューに載ってるわよ。


 ・・・・・・職業一覧みたいなやつ』


『おお!まじか!』


フォルトぉぉぉぉお前は神かぁ


<><><>


それから小一時間話し合い、


攻撃役の勇者ブレイバーや、遠距離攻撃や、回復のできる魔術師ウィザード


防御役の守護者ガーディアン、RPGなら疎まれ役の盗賊シーフ


鑑定家アプレイザー、そして、平民コモナーなどが候補に出た。


結果から言って、最終的に残ったのは魔術師ウィザード鑑定家アプレイザー平民コモナーだ。


理由としては、攻撃は冒険者であるパーラが受け持ちできるため、


補助役サポートとして魔術師ウィザードをあげたのと、


勇者ブレイバー英雄ヒーローと並ぶSSランクのレア度で、リターンが大きい文リスクも高く、


SSSの俺がいるので大丈夫だろうとのことだ。


そして、探索に必要業として、鑑定家アプレイザーを、


最後に平民コモナーだが、レア度はS。のくせして、一番人数が多い。


なんで平民が、と思うだろうが、このゲームの平民、どうやら特殊らしい。


まぁ、俺もフォルトに言われるまで知らなかったのだがな。


一般的な平民のイメージは、何もできない、ただの人間達エキストラだ。


しかしこのゲーム、どうやら平民は、平民であって平民ではない。


砕いて説明すると、平民が勇者になれるんだ。


もっと言うと、サバイバーももう一人現れるかもしれない。


これがどう言うことかと言うと、平民であるユーザーが、


現実世界リアルと同様に、将来の夢を持つ。


そのあとは確率の問題だが、職業が進化できる。


もちろん平民であり続けることも可能だ。


と言う根拠と勘に基づく結果を掲示板に張り出した翌朝のことだ。


<><><>


『おい!パーラ!』


『ふにゃぁ・・・・・・なんでしゅか???』


『かわいい・・・・・・じゃなくて!


 これはなんだ!』


俺らの止まってる宿屋の前には、


『おい!生還者サバイバー!俺をチームに入れてくれ!』


『いや!私よ!』


・・・・・・パーラいわく、


『・・・・・・なんですかこれ』


『・・・・・・知るか』

優秀な後輩よ、俺をいじる目的で我が小説達を読まないでwww

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