旅人の話
話は今から10時間のほどさかのぼる。
「いらっしゃい、何か用かい?
蜥蜴人の店主がすっかり顔馴染みとなった、茶髪の狼人に声を掛けた。
「ああ、旅人の服を買いに来た。」
ぶっきらぼうな声にも嫌な顔1つせず店主は、奥に品物を取りに行った。
「お待たせ、旅人の服 4000イエンだよ。
旅に出るのかい?」
「 そうさ、だから暫くこの景色ともお別れだ」
店主はこの狼人がなかなか旅に行かないのを心配していたので、ほっとしていた。
この街では15歳になると旅に出る風習が在るのだか、彼は、17歳になってもまだ行こうとしていなかったのだ。もっとも、必ず行く必要は無いのだが。
「気をつけて行けよ」
こうして、彼(グロー)は旅に出た。
グローはとりあえず西の魔窟に行く事にした
そして6時間後、彼は妖精の宮廷の前で 、「泊めて下さい」と頼んでいた。
全財産が入った財布を盗まれ宿に泊まれなかったからである。そうして、どうにか泊まる所を見つけた彼の元にだれかが来た。
来たのは、確か妖精の姫の、クリーム様だった。
彼女は、彼から彼が来た街の事を聞き、この後、彼が魔窟に行く事を言うと、着いて行くと言った。
正直、びっくりした。
更に、王もOKを出し、断るのは悪かったので連れて行く事になってしまった。
旅人視点で書きたかったのですが、上手くいかないですね。
誤字脱字、感想歓迎中です(^^)