第四部 第十一章 異世界の真実
王都侵攻を阻止したあと、俺たちは静かな夜を迎えた。
だが、異世界の謎は深まるばかりだ。
黒幕の消滅は一時的勝利に過ぎず、背後に潜む大いなる力の存在が明らかになった。
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浮遊島、古代遺跡、王都――すべての情報を解析するロンド、ユーリ、バックス。
「この世界は、我々が知っていた常識を超えている」
ユーリが指摘する。
「魔力の分布、文明の痕跡、未知の生物……全て計画的に配置されている」
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俺は剣を握り直す。
《マルチ:統合型》を再起動し、次なる戦いに備える。
バルト、ダニエル、ランド、アラン、ミレーヌも緊張感を漂わせる。
解析結果。
異世界は複数の層から成り立っているという。
地上世界、浮遊島、古代遺跡、そして時間軸が歪む領域――
黒幕の力は、これらを統制するものだった。
俺は心の中で誓う。
「どんな場所でも、どんな敵でも、頂点に立つ」
ミレーヌが肩に手を置く。
「一緒に進みましょう」
俺はうなずく。
新たな情報。
黒幕の計画の核心は、「異世界と現実世界の融合」
もし成功すれば、両世界に混乱が起き、人類も冒険者も危機にさらされる
俺たちは決意する。
「その計画を止める」
王都の戦いは序章に過ぎない。
これから先、未知の領域での戦い、古代文明の遺産、そして黒幕の残した謎に挑むことになる。
最後に空を見上げる。
浮遊する島々、赤い太陽、異世界の大地。
全ては、俺が頂点に立つための舞台。
「俺の戦いは、まだ始まったばかりだ」
第四部はここで大きな節目を迎える。




