第四部 第九章 異世界の古代遺跡
異世界の黒幕の存在が明らかになった今、俺たちはさらなる情報を求めて動く。
目標は、浮遊島の情報で示されていた「古代遺跡」。
そこには、異世界文明の核心が眠るという。
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大陸中央部の砂漠地帯。
太陽が赤く照りつけ、地面が熱を帯びる。
「ここまで来るだけでも一苦労だな」
ランドが汗をぬぐいながら呟く。
遺跡の入口。
巨大な石門に刻まれた古代文字。
地面には魔力を帯びた紋章が並ぶ。
ユーリが解析。
「ここは強力な結界で守られている」
ロンドが続ける。
「油断すると、即座に反撃がある」
俺は剣を握り直す。
《マルチ:統合型》でスキル全開。
剣士スキルで扉の物理的防御を解析、魔術師スキルで結界を無効化。
一歩ずつ進む。
内部は迷宮のよう。
回廊、階段、魔法陣、罠。
奇妙な装置が点在し、触れると強力な光線が発射される。
探索中。
突如、幻影が出現。
巨大なゴーレムと、翼竜型の魔物が交互に現れ、襲いかかる。
俺は《マルチ:統合型》で瞬時にスキル切り替え。
剣で斬り、拳で打ち、魔法で焼き払い、弓で遠距離支援。
戦闘後。
遺跡の中央に到達。
祭壇のような台座があり、浮かぶ水晶。
その中に、異世界の文明地図や魔力の流れが表示される。
ユーリが驚く。
「これは……黒幕の本拠地への道筋が示されている」
ロンドも頷く。
「全て計画されていたのか……」
俺は拳を握る。
「頂点への道は、まだ終わらない」
ミレーヌが静かに言う。
「でも、私たちがいます」
外に出ると、砂漠の風が吹き荒れる。
空には赤い太陽と、浮遊する島々の影。
未知の世界での戦いは、まだ始まったばかり。
全員の決意が、空気を張り詰めさせる。




