第四部 第七章 王国の防衛戦
王国に潜む陰謀を食い止めた翌日、空は赤く染まっていた。
情報網によれば、王国の北部国境に大量の魔物が集結しているという。
敵は、異世界の残党か、それとも新たな勢力か――未だ不明。
ギレン、バルト、ダニエル、ランド、アラン、ミレーヌ、そして俺。
作戦会議。
「前線に立つのは、貴様らだ」
王の言葉は簡潔だが、重みがある。
防衛ライン。
北部の峡谷。
自然の要塞を利用し、侵入経路を制限。
バルトとダニエルが前線を固める。
俺は中央突破要員。
ランドとアランが側面支援。
ミレーヌは回復と強化。
夜。
霧が峡谷を覆う。
地面が微かに震える。
「来る……」
俺の胸に緊張が走る。
魔物群が姿を現す。
巨大な魔獣、翼竜型、蜘蛛型、未知の魔法生物。
数は圧倒的。
前線の騎士団、冒険者も緊張。
戦闘開始。
俺は《マルチ:統合型》をフル稼働。
剣士スキルで切り裂き、魔術師スキルで範囲攻撃、拳聖スキルで突撃、弓使いスキルで遠距離制圧。
バルトとダニエルが盾となり、敵の前線を押さえる。
ランドとアランは索敵と奇襲。
ミレーヌは光で全体の防御を補助。
魔物の種類が多く、戦況は複雑。
だが、俺は各種スキルを瞬時に切り替え、戦場を制圧。
魔力と体力は限界寸前だが、集中力で補う。
戦闘中、巨大なドラゴン型魔物が現れる。
翼で地面を叩き、衝撃波を放つ。
俺は炎と雷を融合させた連続攻撃で迎撃。
バルトとダニエルが横から斬り込み、ランドとアランが奇襲。
ついに、ドラゴン型魔物を撃破。
敵の残党も次第に撤退。
峡谷には静寂が戻る。
戦後。
王都に帰還。
王が迎える。
「よくやった……だが、敵の背後に真の指導者がいる」
胸が引き締まる。
俺は剣を握る。
「その者も、必ず倒す」
王国の防衛はひとまず成功。
だが、異世界の戦いは、まだ序章に過ぎない。
全ては頂点への道の一歩。




