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第二部 第十章 強者集結
反撃作戦の翌日。
空に、影が落ちた。
巨大な飛行船。
王国紋章。
応援部隊だ。
拠点が、ざわつく。
着陸。
降りてくる人影。
鎧の集団。
冒険者。
魔術師。
そして。
見覚えのある顔。
ギレン。
王都冒険者ギルド長。
「無事か」
低い声。
安心する。
さらに。
二人の冒険者。
ランドより、明らかに格が違う。
「紹介する」
「Aランク冒険者」
「ランド」
「アラン」
……既に知っている。
だが。
もう一人。
女性。
長い黒髪。
無表情。
「マーク」
「Bランク」
女性なのに、名前がマーク。
違和感。
だが。
圧が、ある。
そして。
最後。
フードを被った老人。
背が、低い。
だが。
歩くだけで、空気が変わる。
「……ロンド?」
俺が、呟く。
フードが、外れる。
間違いない。
ロンド。
さらに。
ユーリ。
バックス。
三人。
「迎えに来たぞ、坊主」
ロンドが言う。
喉が、詰まる。
作戦会議。
ダンジョン完全攻略。
戦力。
過剰なくらい。
だが。
油断できない。
ロンドが、俺を見る。
「スキル、進化したな」
「はい」
「制御、甘い」
「……はい」
殴られる。
軽く。
だが。
重い。
「生き残れ」
それだけ。
ミレーヌが、ユーリと話す。
二人。
何か、分かり合っている感じ。
嫌な予感。
夜。
焚き火。
ランドが言う。
「役者、揃ったな」
バルトが、頷く。
「明日」
「決戦だ」
空気が、引き締まる。
俺は、剣を磨く。
隣で、ロンド。
無言。
それで、いい。




