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第二部 第六章 未知大陸上陸


航海、七日目。


海は、荒れていた。


波が、船を叩く。


風が、唸る。


甲板に立つと、足がすくむ。


それでも。


目の前。


霧の向こう。


陸地が、見えた。


「……あれが」


ランドが、呟く。


未知大陸。


地図に、ほとんど情報がない場所。



上陸。


砂浜。


黒い砂。


踏むと、少し沈む。


空気が、重い。


森が、すぐそこまで迫っている。


「嫌な感じだな」


ダニエルが、剣に手をかける。



簡易拠点を設営。


騎士団が中心。


俺たちは、補助。


テント。


焚き火。


見張り。


役割分担。


バルトは、無駄がない。


さすが、団長。



初調査。


少人数。


バルト。


ダニエル。


ランド。


アラン。


ミレーヌ。


俺。


六人。


森に入る。


音が、少ない。


鳥の声が、ない。


それだけで、怖い。



魔物。


見たことのない姿。


四足。


角。


皮膚が、黒い。


「……未知種」


ランドが、呟く。


戦闘。


動きが、速い。


ゴブリンより、強い。


オーク並み。


連携。


バルトが前。


俺が、横。


ミレーヌ、後方。


火球。


効く。


剣。


通る。


倒す。


だが。


一体だけ。


森の奥。


視線。


複数。



引く。


無理しない。


拠点へ戻る。



夜。


焚き火。


ミレーヌが言う。


「この大陸」


「管理者の影響が、濃いです」


嫌な言葉。


ランドが、笑う。


「面白くなってきたな」


強がり。


分かる。


俺も、怖い。



テント。


一人。


剣を、磨く。


手が、少し震える。


それでも。


止めない。



外。


星が、見えない。


雲が、厚い。


俺は、呟く。


「帰る」


「必ず」


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