『作者、スランプより帰還す(そして副官は暴走していた)』 59
皆様、こんにちは! こんばんは!
作者の 〜かぐや〜 です! いつも物語にお付き合いいただき、本当にありがとうございます!
いやー、ちょっと筆が進まなくてですね……。
「うーん、この後の展開、どうしようかな……」「読者の皆様の期待に応えられるだろうか……」なんて、プレッシャーでプロットを見直したり、うんうん唸ったりしておりました。
ですが、ふと、初心を思い出したんです。
そうだ、元々この物語は、「私が読みたい!」 と思う話を形にするために書き始めたんだった、と。
リナちゃんの活躍も、グレイグのオヤジっぷりも、セラさんのツンデレも、全部私の「好き」を詰め込んだもの。
そう思ったら、なんだか急に肩の力が抜けまして。
「よし、これからも、自分の『好き』と『面白い』を信じて、突っ走ろう!」と、吹っ切ることができました!
ですので、皆様! これから、もしかしたら「あれ? この展開、ちょっとおかしくない?」とか「作者の趣味、全開だな(笑)」みたいな部分が出てくるかもしれません。
その時は、どうかご愛敬ってことで笑っていただきつつ、「ここ、おかしいぞ!」って、遠慮なくツッコミを入れてくださると嬉しいです!
……と、作者の決意表明はさておき。
ヴォルフラムさん、あなた最高かよ。
もうね、今回の主役は、完全に彼女でしたね!
忠誠心、MAX!
過保護っぷり、限界突破!
そして、戦闘力、規格外!
リナちゃんがペンを走らせれば、背後で仁王立ち。
ケーキを食べようとすれば、毒味を志願。
そして、湯浴みには……「わ、私がッ!!」
もう、笑いすぎてお腹が痛いです。あのシーンのヴォルフラムさん、絶対、目が血走ってましたよね。
セラさんがドン引きするのも無理はありません。
リナ:「……作者」
〜かぐや〜:「は、はいっ! なんでしょうか、リナちゃん!」
リナ:「……あの、私の新しい副官様、ちょっと、いや、かなり、おかしくないですか? 私、潜入作戦の前に、心労で倒れそうなんですが」
〜かぐや〜:「い、いやー、でも、すごく頼りになるじゃない! 最後の、暗殺者を壁にめり込ませるシーンとか、超カッコよかったよ!」
リナ:「『峰打ちで骨を数本折っただけ』は、全然安心できません! そもそも、あの暗殺者、味方の可能性もあったかもしれないのに……。私の胃が、もう、ボロボロです……」
〜かぐや〜:「ま、まあまあ! それだけ、リナちゃんのことが大好きってことだよ! 愛が重いだけだから!」
リナ:「……その『重い愛』に、押しつぶされそうです……」
……というわけで!
最強にして最凶(?)の番犬、ヴォルフラムさんという新たな仲間(胃痛の種)を加え、リナちゃんの潜入作戦の準備は、着々と(ドタバタと?)進んでおります!
果たして、リナは彼女の過保護を乗り越え、無事に王国へと潜入できるのか?
そして、壁にめり込んだ、あの不憫な暗殺者の正体とは……!?
皆様の応援が、リナに平穏な休憩時間を与え、作者に物語を紡ぐ筆力となります!
ここから、また巻き返して更新していきますので、どうぞ、お楽しみに!
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
〜かぐや〜