第40話:【幕間】軍師の慈悲と、荒野のティータイム(※ただし中将は菓子を狙っている) 257
――物語の幕間。 そこでは作者・輝夜が、北の砦で行われた軍議の議事録を読み返し、リナの圧倒的な威圧感に感嘆の声を漏らしていた。
輝夜:「いやはや……まずは、北の砦での軍議シーン! リナちゃん、本当にかっこよかったよ!『即時、無条件で解放すべきです』。あの理路整然とした説得に、レオン様やゼイド様が口をあんぐりと開けて固まっている姿が目に浮かぶようだね」
輝夜:「牢獄での、北方諸族の言葉を用いた対話も素晴らしかった。薬師の娘のような優しさと未来を語る力強さ……。まさに『慈悲の女神』の真骨頂だったよ!」
そんな称賛の嵐の中、ベッドの上で奇妙なポーズのまま固まっているリナが、恨めしそうな声を上げた。
リナ:「……作者。しんみりした称賛で、私の失態を上書きしようとしても無駄ですよ。砦の自室で柔軟体操(のの字)をしているところを、シュタイナー中将たちにバッチリ目撃された私の精神的苦痛、理解されていますか?」
輝夜:「ひゃ、ひゃい! い、いや、あれは中将がデレるための必要なスパイスだったんだよ!『お前も大変だな』って爆笑する中将……。もはや最高の祖父と孫の会話じゃないか。尊いよ!」
リナ:「……尊さで私の羞恥心は消えません。それに中将、最近あからさまに私のお菓子を狙っていますよね?『わしも甘いものが食べたくてな!』などと言いつつ、私の反応を楽しんでいる節があります」
輝夜:「あはは……。でも、荒野の遺跡でのバラク族長との会談は、そんな空気を一変させる緊張感があったね。クルガンの圧政、そして謎の病……。『あなた方を呪いから解き放ちたい』というリナちゃんの言葉は、間違いなく北の大地に希望を撒いたよ」
リナ:「ええ。あそこでようやく、私も『軍師』としての仕事ができたと実感しました。……その直後に、岩陰からゲッコーさんとクララさんがテーブルと椅子を持って現れなければ、もっと完璧だったのですが」
輝夜:「あはは!『影』の皆さんの完璧な給仕スキル、もはや感服するしかないね。荒野のど真ん中で優雅なティータイム。君のプライバシーと引き換えに、最高のお茶が提供されたわけだ!」
リナ:「……命の安全とプライバシーの秤が、お茶一杯に傾いている気がしてなりません。……いいでしょう。北での交渉はひとまず成功です。ですが、帝王クルガンの影、そして病の正体……。ここからが本当の戦い、ですね」
輝夜:「その通り! リナちゃんがもたらす『夜明け』を、作者も全力で描ききるよ!」
皆様、こんにちは! こんばんは! 作者の 輝夜 です。 いつも物語にお付き合いいただき、心から感謝申し上げます!
北の砦での緊迫した軍議、そして「慈悲の女神」としての対話。 リナちゃんの多面的な魅力が詰まった回でしたが、いかがでしたでしょうか。
……まあ、その裏でシュタイナー中将に柔軟体操(※恥ずかしい姿)を見られてしまうあたりが、彼女の「愛され力」なのかもしれません。
そして、過酷な荒野でさえ優雅な空間に変えてしまうゲッコーとクララの有能さ(笑)。 シリアスとコメディが交錯する中、物語はいよいよ北の地の核心へと迫ります。
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次回、帝王クルガンとの対峙か、あるいは病の解明か。 どうぞ、お楽しみに!
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