『軍師、故郷に帰る(そして王子様ご一行、困惑す)』241
皆様、こんにちは! こんばんは!
作者の〜かぐや〜です! いつも物語にお付き合いいただき、心から感謝申し上げます!
いやはや……ついに、リナちゃんが聖リリアン孤児院へ、涙、涙の里帰りでございました!
皆様、いかがでしたでしょうか?
「おかえりー!」と駆け寄ってくる子供たち。院長先生との、温かい抱擁。
もうね、作者も書きながら、目頭が熱くなってしまいましたよ……。
どんなに偉くなっても、どんなに凄い力を手にしても、リナちゃんの帰る場所は、やっぱりここなんですよね。
そして、そんな感動の再会の裏側で。
我らがユリウス皇子ご一行様、完全にアウェーの洗礼を受けておりましたね!
「随分と、悠長な旅程ですな」と皮肉を言ってみれば、「じゃあ、別行動でもいいですよ?」と、子供の笑顔でカウンターを食らうレオン様。
「時間の無駄ではないか?」と正論をかざしてみれば、子供たちに懐かれ、剣術を教える羽目になるゼイド様。
そして、二人の間でオロオロするばかりのユリウス皇子。
もう、三者三様の困惑っぷりが、面白くて仕方がありませんでした(笑)。
リナ:「……作者。一つ、よろしいでしょうか」
〜かぐや〜:「ひゃ、ひゃい! なんでしょうか、リナちゃん! 故郷での休日、満喫できたかな?」
リナ:「ええ、それはもう。……ですが、あの三人を孤児院に連れて行ったのは、少し、いえ、かなり、大変でした。特に、レオン様。書庫で、私の読んでいた本を、ものすごく探るような目で見ていたんですが」
〜かぐや〜:「い、いやいや! あれは、君の才能に、純粋な興味を抱いただけだよ! きっと!」
リナ:「……だと、いいのですが。ゲッコーさんが、釘を刺してくれたようですが……。私の周り、なんだか面倒な人が増えていませんか?」
そう! それですよ!
今回の、もう一つの見どころ!
ゲッコーさんの、「詮索は、無用」。
きゃー! かっこいいー!
あの無口な執事が、ついに口を開いたと思ったら、この痺れる一言!
レオン様も、さぞかし肝が冷えたことでしょう。
そして、ゼイド様とヴォルフラムさんの一騎打ち!
からの、トムとの「騎士の誓い」!
うーん、熱い!
木の枝一本に込められた、少年たちの、そして騎士の誓い。
ゼイド様も、この旅を通じて、きっと、大きく成長してくれることでしょう!
リナ:「……あの、ゼイド様、なんだか私を守ることに、妙な使命感を燃やし始めたようなんですが。……正直、少し、重たいです」
〜かぐや〜:「そ、そこは、ほら! 若さゆえってことで……!」
……と、いうわけで!
故郷で心を満たし、新たな仲間(?)との絆も深めたリナちゃん!
いよいよ、物語は、彼女の力の根源を探る、北への本格的な旅路へと、突入します!
果たして、北の大地で、どんな謎と、どんな出会いが、彼女を待ち受けているのか!?
物語は、ますます、その核心へと近づいていきます!
皆様のブックマーク、評価、そして温かい感想が、私の何よりの執筆エネルギーになります!
次回も、どうぞお楽しみに!
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
〜かぐや〜




