『軍師、時々、着せ替え人形(そしてケーキは奪われる)』217
皆様、こんにちは! こんばんは!
そして、いつも本当に、本当にありがとうございます!
作者の〜かぐや〜です!
『ヴェネツィア・世界陰謀編』、ここに完結です!
いやはや……長かった!
リナちゃんが攫われたあの日から、一体どれだけのことがあったでしょうか。
帝国、王国、聖王国、ヴェネツィア、そしてアルビオン……。
もう、作者の頭の中は、世界地図と登場人物リストでパンク寸前でございました(笑)。
ですが、皆様の温かい応援のおかげで、無事に、この大きな物語の一つの区切りまで、たどり着くことができました。
心から、感謝申し上げます!
さて、今回のクライマックス、皆様、いかがでしたでしょうか?
まずは、新生『天翼の軍師』様!
銀髪ウィッグに蝶の仮面!
もう、完全に伝説の存在ですね!
でも、本人は「厚底ブーツ、歩きにくい……」と、内心で半泣きだったことでしょう。
皇帝陛下の「翼ジョーク」を、本気で拒否するリナちゃんには、作者も笑ってしまいました。
そして、『大陸改造計画』、始動!
『大陸防衛軍』に、『アルゴス』、そして、『経済特区』と『鋼の翼』!
もう、スケールが大きすぎて、ついていくのが大変です!
リナ:「……作者。一つ、よろしいでしょうか」
〜かぐや〜:「ひゃ、ひゃい! なんでしょうか、最高顧問殿! 今回も、大変だったね!」
リナ:「ええ、本当に。……ですが、私の知らないところで、私の伝説がどんどんインフレを起こしている件について、そろそろ説明していただきたいのですが。『空間を跳躍し、千里を駆ける』とは、一体どういうことですか?」
〜かぐや〜:「い、いやいや! それだけ、民衆が君に期待しているってことだよ! 愛されている証拠さ!」
リナ:「……その愛が、少し重たいです……。それと、休日のことですが」
そう! それですよ!
全ての戦いが終わり、ついに訪れた、つかの間の休日!
セラさんやヴォルフラムさんと一緒に、街一番のパティスリーへ!
……と、思いきや。
グレイグ中将、まさかの乱入!
「護衛は多いに越したことはない。俺も同行しよう」
……閣下、あなたの目的は、護衛じゃなくてケーキですよね!?
案の定、リナちゃんが頼んだケーキの半分以上を、美味しい美味しいと食べていたことでしょう。
まさに、役得!
リナ:「……ええ。私のモンブランが……私の愛するモンブランが、目の前で巨大な熊に食い荒らされていく光景は、まさに地獄でした……。アルビオンとの戦いより、辛かったかもしれません……」
〜かぐや〜:「ご、ごめん! でも、ほら、グレイグ中将も、君のことが可愛くて仕方ないんだよ!」
リナ:「……だとしても、人のケーキを奪うのは、どうかと思います……。今度、陛下に直接、訴えてやります……」
……と、いうわけで!
大きな戦いを終え、新たな役目と、新たな仲間(と、新たな胃痛の種)を手に入れたリナちゃん!
一年という、限られた時間の中で、彼女は、そして大陸は、どう変わっていくのでしょうか?
物語は、いよいよ次章、『大陸改造計画編(仮)』へと、突入します!
これまでの血と硝煙の戦場とは、また一味違う、国創りという、もう一つの「戦い」。
リナちゃんの軍師としての、そして、為政者としての、真の手腕が問われます!
これからも、リナたちの物語に、どうぞお付き合いください!
皆様のブックマーク、評価、そして温かい感想が、この壮大な物語を完結させるための、私の何よりの力になります!
改めて、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!
〜かぐや〜