『主役不在の、地獄の特訓と茶番劇』174
皆様、こんにちは! こんばんは!
作者の〜かぐや〜です! いつも物語にお付き合いいただき、心から感謝申し上げます!
いやはや……リナちゃんがいないと、こうも話がシリアスに……なると思いきや!
全然、そんなことはありませんでしたね!
まずは、聖王都での『影の部隊』と、聖女マリア様の活躍!
ゲッコーさんがプロの嗅覚で真実にたどり着き、ライナー隊長がデニウスを追い詰め、そして、その全てを盤上で操るマリア様!
もう、彼女たちの前では、アルビオンの企みも形無しです。
特に、デニウスが泣き崩れるシーン。ライナー隊長の、あの静かな葛藤……痺れました!
そして、帝都では、ユリウス皇子が覚醒!
「僕も、強くならなければ……!」
うんうん! 頑張れ皇子様! 君がリナちゃんの隣に立つ日は、きっと来る……はず!
……と、まあ、そんなカッコいい大人たちの活躍の裏側で。
南の海では、とんでもないカオスが繰り広げられておりました!
我らが天才マキナ局長!
ついにやりましたね、『鋼のトビウオ』完成!
「あいつらが思う存分暴れられる舞台を、用意してやらないと」
もう、友情! 熱い!
この船が、リナちゃん救出の切り札になること、間違いなしです!
そして、その船の上で始まった、地獄の特訓(という名の、ハヤトさんによる一方的ないじめ)!
いやー、ひどい!
豆をぶつけられ、無茶苦茶な弾幕を避けさせられ……。
ヴォルフラムさん、本当に、お疲れ様です……!
でも、あのハヤトさんの、狂気の舞踏のような回避シーン。作者も書きながら「こいつ、人間じゃねぇ……」と、戦慄しておりました。
リナ:「……作者。少し、よろしいでしょうか」
〜かぐや〜:「ひゃ、ひゃい! なんでしょうか、リナちゃん! みんな、君を助けるために、頑張ってるよ!」
リナ:「ええ、それはもう、十二分に伝わってきました。……ですが、一つだけ。あの『蒸気式豆鉄砲』とは、一体何なんですか? 私の知らないところで、私の魔法エンジンが、とんでもない兵器に転用されているんですが」
〜かぐや〜:「い、いやいや! あれは、特訓用の、安全なオモチャだよ! ね?」
リナ:「……その『オモチャ』で、ヴォルフラムさんが半泣きになっていたようですが。……それと、ハヤトさんですが、少し、はしゃぎすぎていませんか? 彼は、本当に、私のことを助けに来てくれるんでしょうか……」
〜かぐや〜:「も、もちろんだとも! ほら、彼も、リナちゃんを守るためには、ヴォルフラムさんを鍛えるしかないって、分かってるんだよ! 多分!」
リナ:「……はぁ。それと、海兵の皆さん。『今夜のスープの具だぞ!』じゃありません。もっと、こう、危機感というものを……」
……と、いうわけで!
シリアスとギャグが、高波のように押し寄せる、リナちゃん不在の救出劇!
果たして、この混沌とした最強チームは、無事にリナちゃんが囚われている(はずの)『狼の巣』へ、たどり着くことができるのか!?
そして、巣穴で牙を研ぐ狂戦士バルドルは、彼らをどう迎え撃つのか……!?
物語は、いよいよ決戦の時を迎えようとしています!
皆様のブックマーク、評価、そして「頑張れ、ヴォルフラム!(胃痛的な意味で)ロッシ中将!」という温かい感想が、私の何よりの執筆エネルギーになります!
次回も、どうぞおお楽しみに!
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
〜かぐや〜