『作者のわがままと、軍師様の受難』137
皆様、こんにちは! こんばんは!
そして、いつも本当に、本当にありがとうございます!
作者の 〜かぐや〜 です!
さて、今回の更新分……。
「あれ? この展開、前にも見たような……?」
そう思われた読者の皆様。……はい、正解です!
先日、活動報告でもお伝えいたしましたが、この「ヴェネツィア潜入編」、作者のわがままにより、一部、物語を書き直させていただきました!
以前の展開を読んでくださった皆様、そして、今回の改稿を快く見守ってくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
なぜ、そんな面倒なことをしたのか。
きっかけは、皆様からいただいた、いくつかの鋭いご感想でした。
「リナちゃん、少し不用心じゃない?」
「ゲッコーさんたち、もっとやれる子なはず!」
その言葉が、私の心に深く突き刺さりました。
そして、改めて自分の物語を読み返した時、気づいたんです。
「……うーん、確かに。これじゃ、私が本当に読みたい『リナたちの物語』に、あと一歩、届いていないかもしれない……」と。
これは、読者の皆様のわがままではありません。
全ては、もっと面白い物語を書きたい! という、作者の、どうしようもない「わがまま」です!
どうか、この前向きな寄り道に、今しばらくお付き合いいただけると幸いです。
……と、まあ、作者の言い訳はここまでにして。
今回の展開、ひどすぎませんかね!?(二回目)
いや、自分で書き直しておいて何なんですが!
前回よりも、さらに絶望的になっていませんか!?
レオ兄ちゃんが目の前で倒れ、リナちゃんは自ら禁忌の力を使わざるを得ず、そして、やっぱり攫われる!
しかも、今回はデニウス一派も、より狡猾で、より手強くなっている!
リナ:「……作者」
〜かぐや〜:「ひゃ、ひゃい! なんでしょうか、リナちゃん! 今回は、本当に大変だったね……! 書き直しても、やっぱり攫われちゃって、ごめん!」
リナ:「いえ、それはもう、覚悟の上です。……ですが、一つよろしいでしょうか。私の護衛、今回は前回よりも増強されていましたよね? それなのに、なぜ、また……」
〜かぐや〜:「い、いやいや! それだけ、敵が手強かったってことだよ! ほら、ゲッコーさんたちも、必死に戦ってくれたじゃないか!」
そう! それですよ!
今回の見せ場の一つ、ゲッコーさん vs 狂戦士バルドル!
いやー、熱かったですね!
圧倒的な力の差の前に、それでも主君を守るために、その身を盾にする。
そして、リナちゃんの不完全な奇跡。
二人の絆に、作者も胸が熱くなりました。
リナ:「……あの、私の最後の力で、彼らの命は繋ぎ止められたんですよね? みんな、無事なんですよね?」
〜かぐや〜:「も、もちろんだとも! 彼らは、帝国の至宝だからね!」
リナ:「……はぁ。それなら、いいのですが。……それで、私はこれから、どうなるんですか。また、見知らぬ船の上で、一人ぼっちなんですが」
……と、いうわけで!
さらに狡猾になった敵の罠にかかり、絶体絶命のピンチに陥ったリナちゃん!
彼女の運命は!? そして、傷ついた仲間たちの行方は!?
物語は、大海原を舞台に、よりシリアスで、よりスリリングなステージへと突入します!
皆様のブックマーク、評価、そして「作者のわがまま、付き合ってやるぜ!」という温かい感想が、私の何よりの執筆エネルギーになります!
パワーアップした(はずの)ヴェネツィア編、次回も、どうぞお楽しみに!
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
〜かぐや〜