第21話:【軍議】再会と、暴走馬車と、見てる人 134
――物語の幕間。 そこでは作者・輝夜が、黄金の港町『ポルト・アウレオ』の観光ガイド(自作)を手に、うっとりとため息を漏らしていた。
輝夜:「いやー、ついに始まったね、ヴェネーリア編! 美しい港町、混沌とした空気、そしてトムとアンナの可愛さ大爆発! 作者もリナちゃんたちと一緒に砂糖菓子を食べ歩きたい気分だよ」
リナ:「……作者。そんな悠長なことを言っていられる状況ではないはずですが。レオ兄ちゃんとの再会を喜ぶ暇もなく、とんでもない男が現れましたよ」
輝夜:「そう! デニウス・ラウル氏。胡散臭いよねぇ……。人の良さそうな笑顔の裏に、絶対何か隠してる予感がぷんぷんするよ!」
リナ:「……あの人、少しだけグレイグ閣下に似た匂いがしました。腹の底が見えない、食えない大人の匂いです。あまり関わりたくないタイプですね」
輝夜:「でも、関わっちゃうんだよねぇ……。しかも、あの暴走馬車! ゲッコーさんのナイスセーブは痺れたけど、目の前であんな惨事が起きるなんて」
リナ:「……ええ。ゲッコーさんが子供たちと私を救ってくれましたが、代わりに見知らぬ老婆が犠牲に……。……作者。これ、使うしかないですよね。あの力」
輝夜:「でもリナちゃん、デニウスさんが見てるよ!? あの人、リナちゃんの正体を探るために目を光らせてるよ!?」
リナ:「……ですが、目の前の命を見殺しにはできません。……たとえ、それが致命的な隙になるとしても」
輝夜:「うっ……軍師の合理性と、リナちゃんの優しさの板挟み……! 衆人環視の中での『聖女』の力、ついに発動しちゃうのか!?」
リナ:「……大陸の運命を揺るがす決断になるかもしれません。覚悟を決めて、本編に戻るとしましょう」
輝夜:「頑張れリナちゃん! 奇跡の行方を、作者も震えながら書き進めるよ!」
皆様、こんにちは! こんばんは! 作者の 輝夜 です。 いつも物語にお付き合いいただき、心から感謝申し上げます!
ついに始まったヴェネーリア編! レオ兄ちゃんとの感動の再会に沸いたのも束の間、物語は一気に緊迫の度合いを増していきます。
胡散臭すぎる紳士デニウスの視線。そして、目の前で起きた暴走馬車の惨劇。
リナは、自らの秘められた『力』をここで使うのか!? その代償は、一体どれほどのものになるのか……。
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次回、リナの決断がヴェネーリアを揺るがす。 どうぞ、お楽しみに!
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