『再会と、暴走馬車と、見てる人』134
皆様、こんにちは! こんばんは!
作者の〜かぐや〜です! いつも物語にお付き合いいただき、心から感謝申し上げます!
いやはや、ついに始まりましたね、ヴェネツィア編!
黄金の港町『ポルト・アウレオ』! 美しい!
帝国とも王国とも違う、自由で、混沌とした空気。作者も、リナちゃんたちと一緒に観光したい気分でいっぱいでした。
ガラス細工の帆船、色とりどりの砂糖菓子……そして、トムとアンナの可愛さ、大爆発!
うんうん、この子たちの笑顔が見たかったんだ!
そして、ついに……!
レオ兄ちゃんとの、感動の再会!
いやー、立派になりましたね、レオ兄ちゃん!
「ずいぶん、かわいらしくなったじゃないか」なんて、さらりと言えちゃう伊達男に成長しておりました。
トムとアンナを軽々と抱き上げる姿には、作者もきゅんとしてしまいましたよ!
……と、まあ、そんな感動ムードに、水を差すかのように現れたのが、謎の紳士、デニウス・ラウル。
うーん、胡散臭い!
人の良さそうな笑顔の裏に、絶対何か隠してますよね、この人!
今後のキーパーソンになりそうな予感が、ぷんぷんします!
リナ:「……作者。あの人、少しだけ、グレイグ閣下に似た匂いがしました」
〜かぐや〜:「え、そうなの!? 胡散臭さ的な意味で?」
リナ:「……いえ、そうではなくて。……なんて言うか、腹の底が見えない、食えない大人の匂い、です。あまり、関わりたくないタイプですね」
〜かぐや〜:「でも、関わっちゃいそうだよねぇ……」
そして、そんな不穏な空気を吹き飛ばすかのように、まさかの暴走馬車、大激突!
ゲッコーさん、ナイスセーブ! まさに守護神!
トムとアンナを両脇に抱えて、リナちゃんとカリンさんを突き飛ばす!
惚れてまうやろー!
……と、感動している場合では、ありませんでした。
目の前で、老婆が……!
この絶体絶命のピンチに、我らがリナちゃんは、一体どうするのか!?
リナ:「……作者、これは……」
〜かぐや〜:「うん……」
リナ:「……使うしかない、ですよね。あの力」
〜かぐや〜:「でも、デニウスさんが見てるよ!? あの人、絶対何か企んでるよ!?」
リナ:「……ですが、目の前で、見殺しにはできません……!」
……と、いうわけで!
ついに、リナの『聖女』の力が、衆人環視(主にデニウスさん)のもと、発動してしまうのか!?
そして、それを見たデニウスは、一体どんな行動に出るのか!?
レオ兄ちゃんや子供たちは、この奇跡をどう受け止めるのか!?
物語は、息もつかせぬ急展開!
次回、リナの大きな決断が、ヴェネツィアの、そして大陸の運命を、再び大きく揺り動かします!
皆様のブックマーク、評価、そして温かい感想が、このハラハラな展開を書き進めるための、私の何よりの力になります!
どうぞ、お楽しみに!
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
〜かぐや〜