No.4父親
「ソフィ先輩の父親って本当ですか!?」
確かに喋り方も似てるし雰囲気もほのかにソフィ先輩を感じる気がする。
「本当だってぇ!スニア・グランデ。好きに呼んでくれよォ!」
(スニアか…スニィさんって呼ぼうかな。いやダメだ、この人はトップなんだからあだ名は禁物だろう。)
「いや!スニィ気に入ったよォ!スニィさんって呼んでくれ!」
「は…はぁ」
心読めるの忘れてたぁ…
「ねぇねぇどうだった!どんな話したのぉ?」
扉を開けると目の前にはソフィ先輩が居た。
「いや、別になんでもないですよー」(棒)
(一応父親とバラされたのは隠しとくか)
「あー!私の父親って言われたんだねぇ!バレちったよォ!」
心読まれるの忘れてたよぉ!やりずれぇよこの世界!
「あのーこの職場は人間が居ても大丈夫なんですか?」
そーいえばこの転生課には神しか居ない。人間は俺1人だけだ。これは許されることなのか?
「んーまぁ大丈夫じゃない?それより仕事仕事ー!まぁなんか言われたらパパに言うよ!パパもミノルのこと気に入ってるみたいだしねぇ。」
「あ、そうだ!明日は休日だよぉ!出かけたりしてみたらぁ?」
「……!!」
休日あんのこの職場ぁ!前の職場は休日なんて年に1回あるかないかだったのにぃ!ホワイト企業やぁ!