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FAKE  作者: 響丸
1/3

第0話 無能という名

この世界には、あらゆる物には必ず名前がある例えば

剣 槍 家など必ず名前が存在する

だが、この世界には名前が無い物も存在する………


『おい、無能早くついて来い!』


僕の事を無能と呼ぶこの男は今回の

エラリオ国パキラ廃墟街の調査部隊隊長でもありスレイヤーランク3のバン


『隊長しょうがないですよぉだってこいつ無能なんだから笑』


横で僕の事を笑うこの男は調査部隊副隊長でもありスレイヤーランク2のベン


そして僕は調査部隊荷物持ち担当であり、スレイヤーランク1のリョウ通称無能のリョウと呼ばれている。

なぜ無能と呼ばれるのか、

それは僕が魔法を使えないからだ……………


『た、隊長ーー!』


一人の隊員が、僕達の方に一目散に駆け寄って来た


『どうしたんだぁ?』


バン隊長が不思議そうにその隊員に聞くとその隊員は何故か怯えた様子でずっと体を震わせながらも答えた


『隊長、、魔物が来ました』


怯えた隊員の報告を聞いた瞬間、

部隊全体に緊張が走った。

魔物とは太古から存在する人を食う化け物そして

僕達はその、化け物と呼ばれる魔物を討伐する

スレイヤーと呼ばれる存在だ。


『おい無能!!戦闘になるとお前は邪魔だから離れてろ』


隊長は僕に怒鳴るように命令をした

その命令を聞いた僕は周辺を見渡し廃墟になってる家を見つけるとその廃墟の影に隠れた。。。

僕が隠れてからすぐにそれは聞こえてきた。


『グウぉぉぉ』


魔物のうめき声が周囲に響き渡る。そしてその後すぐに、


『お前らぁぁいくぞぉぉぉ』


隊長の大きな掛け声が聞こえた。。

僕はただ、ひたすらに廃墟の影で

息を忍んだ


いったい、、僕がここに隠れてからどれくらい経ったんだ?


最初の方は魔物の鳴き声や色々な音が聞こえていたが今は静寂だ………

一体どうなったんだ。

僕は恐る恐るも、隊長達が戦っていた方を確認すると


うぅ………おぇぇぇぇ


僕は思わずゲロを吐いた。何故なら

隊長や隊員達が魔物に食われていたからだ。。


怖い怖い怖い…………


僕は恐怖で体が動かなくなった。

それでも僕は勇気を出して今魔物が食事に夢中の隙をついて、僕は廃墟から出ようした。


パキ、、、


終わり







 


















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