表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約拒否のために私は引きこもりになる!  作者: たろ
プロローグ
1/20

1回目の人生

昔の私はそれはもう必死だった。次期王太子と名高い第二王子の婚約者に選ばれ、彼に相応しい妻になろうと努力をした。礼儀や国の歴史に加え、他国の言語に貿易の収入高についてだって学んだ。見た目だって気を使ってこの国一番の美姫と言われるほどになった。もちろんそれで鼻高々になってはいけないといつも謙虚でいるように。社交だって得意ではなかったが必死に頑張った。それもこれも彼を支えるため、彼を愛していたからだ。


だと言うのにだ。


「貴方がいけないんだ」


胸に突き刺さった剣は勢いよく抜かれて、血がどばどばと流れ、仕立てたばかりの桃色のドレスがどす黒い赤に染まっていく。体が傾いてゆき、冷たい床に身を投げ出す。命の素がながれだし段々冷たくなっていく体とともに目は閉じていった。私は、未来の夫に刺された。


「私のどこがいけなかったのですか。」


そう呟く事も出来ずに、私は、死んだ。





「!?」


眼が覚めると汗で衣服が濡れていた。長い髪が絡まり息は乱れ、目には涙が浮かび、先程までみていた夢の断片が思い出される。


私は知っている。これは夢ではないと。


「絶対に回避してみせる。」


そう、これは神様が私にくれたチャンスなんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ