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リピングマター  作者: ふらふら
1/10

古びた鎧があらわれた

name、AAA

種族リビングマター

筋力B

耐久力C

精神力C

知力D

運SSSS

スキル

魂捕食、自己進化、聖なる鎧、

西洋風の建造物が建ち並ぶ街のいっかくに立派な屋敷がありました

昔は貴族が住んでいたのだろう

しかし今は誰も住んでいない

近所では幽霊屋敷として有名だった

そんな屋敷の倉庫に古びた鎧があった

鎧は500年前は屋敷の主人と共に戦場を駆け巡り主人を護り続けた

しかしその必要もなくなりその貴族も徐々に腐敗し最後は疫病により滅んだ

それでも屋敷はなくなることなく持ち主が代わり続けた

しかし屋敷に住んだ持ち主は何らかの不幸にみまわれ死んでいく

いつしか先代の亡霊が鎧を着て侵入者を殺すという噂が流れるようになった

そんなある日の夜屋敷に盗賊が一人侵入した

倉庫の鍵を開け中に入るとそこには昔は立派な鎧だったのだろう装飾ははがれ錆びつき所々凹んだ鎧が目の前に立っていたのだ

「ビックリしたじゃねーかなんだただの汚い鎧かよ」

その時鎧はぐらりと倒れた盗賊に鎧の持っていた剣が突き刺さる

「な!!」

まるで狙ったよう刺さる剣


心臓を一撃で貫らぬかれ盗賊は息絶えた

鎧に青白い光と赤黒い光が集まっていく

やがて金属がゆっくりと溶け禍々しい外観の鎧に姿をかえた

いぶし銀のような重厚で美しい色の鎧に

周りにあった鎧を取り込んで


膨大な魔力を内包した鎧はゆっくりと起き上がる

フルフェイスの目元が怪しく光ると盗賊からオーブを抜き取り吸収する

周りを見渡すと近くにあった剣や槍などを手に取ると光の粒子になって鎧に吸い込まれる

鎧は置いてある物を次々に吸収する

倉庫がからになると

屋敷の外に出るために鎧は歩き始めた

屋敷の外に出ると周りを見渡す

「草だらけじゃねーか」

月明かりに照らされて見える庭は草が延び放題だった

「・・・黒き死の鎌・・・・」

呟くと同時に現れた巨大な禍々しい大鎌今にも魂を刈り取りそうな外観である

それを両手で掴み横に振る

勢いよくブンブンと草を刈り取っていく

それと同時に青白いオーブが鎧に集まっていく

鎧の頭に響くマンドラゴラを倒しました

と言う声

どんどん鎌を振り回す

青白いオーブを吸収する

雑木も同様に刈り取る

するとドリアードクイーンを討伐しましたと言う声が頭に響いた

やがて朝日が上り始め

鎧は綺麗になった庭に満足して屋敷に戻っていく

その日から街には幽霊屋敷の亡霊と言う噂がささやかれ始めた

そして今夜も鎧は屋敷を掃除する

床の血を拭き取り

倉庫を片付け書斎で呪文を覚え


種族、リビングアーマー種、混沌の鎧

level1001

筋力 SSS

耐久力SSS

精神力SSS

知力 SSS

運SSSS

スキル

窃盗、魂捕食、魔力吸収、自己進化

神聖な鎧、邪悪な鎧、歴戦の戦士、武装マスター、変身はまだ残っている、封じられた大厄災



雑魚モンスターから一気に災害クラスに進化したおめでとう

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