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旋風と衝撃の狭間で  作者: みどー
追憶編
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最終話「約束」・後編



 病室へと戻る中、私はどうするべきか考えていた。やはり、何か理由をつけて今回は見送るべきだろうか、と。

 病室の前まで来ると、中から笑い声が聞こえてきた。一輝と命のものだ。何やら楽しそうに話している。


 “まったく―――人の気も知らないで―――”


 私は何故か無性に一輝に対して腹が立っていた。病室から聞こえてきた声が仲の良さそうな男女のように思えたためとは口が裂けても言えないが。

 私は自分の感情を押さえ込むように深呼吸した後、病室扉に手を掛けた。その時だった―――。


「へぇ、紅坂さんは一ノ宮先生にもう2年近く診てもらっているんだね?」

「ええ。そうなの。だから、怜奈先生とは、カウンセラーと患者って関係よりも、私にとっては友達に近いかもしれない…かな?」


 “トモダチ―――?”


 知らなかった。彼女が私をそんな風に思っているなんて―――。

 命には記憶がないのに、また私のことを友達と思っていてくれているなんて―――。


「ねえ、私の方も真藤先生に質問していい?」

「え?いいよ。なんだい?」

「真藤先生って、怜奈先生と付き合ってるの?」


 “――――――”


 私は驚いていた。彼女が一輝にした質問に。これでは、まるで―――。


「え―――ええぇぇえええ!!な、何を言ってるんだ!お、俺と彼女は、ま、まだそんな関係じゃあ―――」


 “馬鹿―――”


 一輝の反応は分かりやぎるほど、はっきりしたものだった。彼も相変わらず、嘘は下手らしい。


 “そういえば―――命も嘘が下手だったなぁ”


「くすっ!あはははは!真藤先生、おもしろーい!

 でも、そっか、付き合ってなくても、怜奈先生に気はあるんだ?」

「う…そ、それは…」


 一輝は命の追求に逃げ場失い、しどろもどろになっている。



 なんだろう―――二人のやりとりを聞いていると、ひどく懐かしい気がする。何故、こんな気分になるのか?

 きっと、一輝も命もあの頃と何一つ変わっていないからだ。彼らの会話を聞いていると、まるであの高校一年生の頃に戻ったようにさえ思えてきてしまう。


 “何も変わっていない?一輝も―――命も?”


 その時、私の中で迷いが晴れたような気がした。

 そうなのだ―――命はあの頃と何一つ変わっていないのだ。たとえ、記憶がなくても、あの頃と何も変わらない関係を私たちと築こうとしているのだ。それは本人が意識していことではなく、無意識下で私たちと友人でありたいと思ってやっていることだ。あの頃と何ら変わりなく。

 だとすれば―――彼女にとって記憶が大切ではなく、今私たちと過ごす時間が大切なのだではないだろうか―――。


『だからね?本当は―――』

 “あ―――”


 あの時、屋上での彼女の言葉が蘇る。

 そうだった。彼女の願い、それは―――。



「ねえ、どうなんですか?真藤せんせー」

「うぅ…だ、だから、その」


 命の追求に一輝は今にも陥落しそうになっていた。そろそろ助け船を出してあげた方がいいだろう。

 私は病室の扉を開けた。


「何をそんなに大声出して笑っているの?廊下まで聞こえてるわよ!」


 私が入っていくと、一輝はほっとした表情を浮かべた。一方、命はつまらなそうな表情を浮かべた。


「あんまり、彼を苛めないであげてね、紅坂さん」

「はーい」


 命はちょっとしょげた表情をして、返事をした。


「さっきの話だけど、担当医の先生から了解がとれたわよ」


 一転、彼女の顔が歓喜に変わる。


「本当!本当の本当に高校に行っていいの!?」

「ええ。本当よ」

「やったあぁ!」


 彼女はベッドの上で歓喜のあまり両拳を天高く突き上げた。


「よかったね、紅坂さん」

「うん!ありがとう!真藤先生!!」


 一輝と命は互いに喜び合っていた。その光景に少し妬けたが、それでも微笑ましいものだった。


「ただし、日取りに関してはこちらで決めさせてもらうわね?さすがにすぐにってわけにもいかないから。高校の方にも了解をとらないとダメだし」

「はい。それはもちろんです」

「それと、高校へは私たちも一緒についていくから。いいわね?」

「はい、全然問題ないですよ!」


 私の説明に元気よく返事をする命。話をちゃんと聞いているのかいないのか分からないが、こんなに喜んでいる命を見たのは、あの日、屋上で私たちが友達になろうと決まった時以来だった。





 その後、私と一輝は命に挨拶をした後、病室を出て、ナースセンターにいた婦長さんに白衣を返し、病院を出た。

 病院から出た直後、一輝は真剣な面もちで私の方を見て、口を開いた。


「そろそろ、どういうことか説明してくれないかな?」


 一輝が言うことはもっともだった。ここまできて、もう隠しておく必要はない。彼には知る権利があるのだから、すべてを話しておくべきだろう。そして、彼に選んでもらうべきなのだ。


「ええ、そうね。話すわ、すべてを」



 私は一輝に私と命の間にあったことをすべて話した。高校一年生の頃、私と命が親しい間柄であったこと、その命を一度は自分の手で、殺してしまったこと。そして、そのせいで命は自由と記憶を無くしてしまったことを洗いざらい話した。ただし、三年前の事件の真実と、私とお父様が交わした契約については伏せて。

 その話が終わるまで、一輝は黙って聞き続けていた。



「私は―――親友を一度はこの手にかけたような人間よ。

 ううん、たとえ親友でも、狂気へと走った能力者なら、この手で殺さなきゃならない存在なの。それでも、そんな私とあなたは一緒にいたいの?」

「なるほど―――その問いかけをしたくて、今日、俺に彼女を会わせたってことか」

「ええ―――そうよ」


 私は一輝の顔を見ることなく答えた。顔を見ることができなかった。今彼がどんな顔していようとも、その顔を見てしまえば、彼の出した答えがわかってしまいそうだったから。


「馬鹿だな―――怜奈は」

「え―――」


 一輝は私を名前で呼んだ。それについ反応してしまい、私は彼の顔を見てしまった。

 彼は真剣な眼差しで、じっと私の眼を見ていた。その眼から私は視線を外すことができなかった。


「俺の気持ちは変わらないよ。君と再会したあの日から―――いや、君から秘密を告白されたあの日から、俺は気持ちを固めてたんだ。君の側にいるって」

「―――――」


 その言葉に私は息を呑んだ。

 彼の言葉はいつでも真っ直ぐで、迷いがない。そこから、私は逃れなれない。それが私にとって嬉しい反面、負い目も感じていた。彼のその真っ直ぐな想いに素直に応えてあげることができなかったから。

 それでも―――彼の決意の堅さは伝わった。


「ほんと―――馬鹿なんだから」


 彼に聞こえない声で私は小さくそう呟いた。


「え?」

「なんでもないわよ!後悔しても知らないからね!」

「ああ。大丈夫だよ」


 一輝は満面の笑みを私に向けてきた。その顔を見るのが恥ずかしくて、私は顔を背けた。


「そ、それでどうするのよ?高校に行く件。あてはあるんでしょうね?」

「え!なんでも俺!?引き受けたのは一ノ宮だろ?」

「当たり前でしょ!元はと言えば、あなたが勝手な発言をしたことでこうなったんだから、責任とりなさいよ」

「ええ!そんなぁ」


 彼はがっくりとうなだれている。


「それにね。私は如月学園は途中で転校してるから、つてはないの。貴方の方がそういったつてはあるでしょ?探偵さん?」

「う…なんか引っかかる言い方だなぁ。

 うん、でも、ないわけじゃなけど―――その必要はないかもしれないよ?」

「え?なんで?」


 私は彼の言葉の意図が分からず、聞き返した。


「ほら、あと二週間もすればあるじゃないか?一般人に校内が解放されて、色々な出し物が出てて、お祭り騒ぎをするイベントがさ?」

「それって―――まさか―――」

「そ、文化祭」


 かくして、私と一輝、そして命の三人で回る文化祭は、四年の時を超え、実現することになる。








 二週間後。

 9月13日、日曜日。

 

 私と一輝、命は如月学園の解放された校門の前に来ていた。


「わぁ!ここが如月学園―――私が通っていた高校なんですねぇ!」


 命は如月学園の全貌を見た瞬間に感嘆の声を上げた。

 命からすれば、記憶にない場所であるのにも関わらず、彼女は目を輝かしている。


「そうよ。あなたがいた高校よ。けど、一年も通ってなかったことになっているけどね」


 私は彼女の横に立って、答える。


「それでも、嬉しいです!きっと私にとって色々なものが詰まっている場所だと思いますから」

「そうだね。そうだといいね」


 命の後ろで一輝が微笑みながらそう言った。

 一輝は命が乗っている車椅子を後ろから押している。


「きっとそうですよ!私、記憶にはないけど、そう思えるんです」


 命は満面の笑みを浮かべ、楽しそうにしている。



 その後、私たちは校内へと入り、色々な出し物に立ち寄った。出店や喫茶店、お化け屋敷など様々な出し物が出ていた。命はそれをどれも楽しそうに眺めたり、体験していた。

 幸いなことに、如月学園は一輝が卒業後改築されていたらしく、階段の脇にはスローブが取り付けられており、命の階の移動には苦労はなかった。

 さらには、エレベータすらも設置されていた。どうやら、障害者用に増設されたようだ。一輝もそれには驚いていた。



 一通りの出し物を楽しんだ後、最上階の廊下を私たちは歩いていた。その途中、命の視線が上方に向けられていることに、私は気づいた。


「紅坂さん、どうかしたの?」

「ここ―――」


 私の問いに命は指を指して短く答えた。


「―――」


 私は命の指の先を見た時、息を呑んだ。彼女が指さした場所、それは屋上へと通じる階段だったのだ。


「ああ、この階段は屋上に通じているんだよ」


 一輝は素直に彼女に対して、本当のことを答える。


「屋上?屋上があるんですか?この学園には」

「うん、そうだよ。一応、生徒にも解放されている場所だけど、人気がなくてね。あんまり人が寄りつく所じゃないんだ」

「そう―――なんですか?真藤先生、よくご存じですね?」

「え!?いや、それは…」


 一輝は完全に自分がカウンセラーの見習いという立場を忘れていた。自分が通っていた高校について、知識を露呈させていた。


 “まったく―――油断しているとすぐこれなんだから―――”


 私は呆れながらも、助け船を出すことにした。


「真藤先生、紅坂さんのために、この学園のこと色々と調べたのよ。ね?そうよね、真藤先生?」

「そうなんですか!?真藤先生?」


 命は私の言葉に驚き、一輝に対して訊き迫った。


「え、あ、うん!そうなんだよ!

 いや~、色々な人に聞いたりして大変だったよ」

「そうだったんですね。ありがとうございます、真藤先生!」


 命は嬉しそうに一輝にお礼を言った。一輝はその表情を見て、怪しまれていない事が分かるとほっとしていた。


「あの、それで、屋上なんですけど、行ってみたいんですけどダメ…ですか?」

「え―――そ、それは…」


 私は命の問いかけに、どう答えるべきか躊躇した。

 屋上は私と命が溜まり場としていた場所で、そして、私たちが殺し合った場所でもある。そんな場所に彼女を連れて行っていいだのだろうか?


「で、でも、屋上へはエレベータもスローブもないし…」


 私は何かと理由をつけて、命を屋上から遠ざけようと思った。

 だが、ここにきて、一輝がまた勝手な発言をする。


「それじゃあ、俺がおぶって行ってあげるよ」

「「え―――」」


 私と命はほぼ同時に驚きの声を上げた。

 私の場合は一輝がまた勝手な発言をしたことによる驚きであるが、命にとってはおそらく違う。

 一輝はそんな命を余所に彼女に手を差し伸べようとしている。


「あ、いや…その…」


 迫り来る彼を目の前に命はぼそぼそと一言二言喋ってはいるが、はっきりとした拒否反応を示すことができないでいた。

 彼女は男の人に触れられた経験がなかったのだ。ましてや、おんぶなどという体が密着する状況など、恥ずかしくて堪えられないのであろう。


「ん?どうしたんだい?」


 一輝は命が何を気にしているのか気づくことはなく、命の手を取り、自分の首へと回そうと―――。

「真藤先生!何をしてるんですか!?」


 私はたまらず、一輝の前に立ちはだかり、彼を睨んだ。


「あ―――」


 私が怒気をはらんだ声を発して、やっと彼は自分の過ちに気づいた。既に、一輝は命をおんぶしようとする直前だった。


「ご、ごめん、紅坂さん!」


 一輝はすぐに彼女から離れ、平謝りをしている。


「い、いいえ。ちょっとびっくりしましたけど…」


 命は困惑した表情を浮かべながらも、一輝の行動や態度に苦笑していた。


「まったく―――あなたって人は、こういうことに関してぬけてるんだから!」

「も、申し訳ない…」


 私の非難の言葉に、一輝は本当に申し訳そうな表情をしていた。その顔を見て、私もそれ以上は責める気にはなれなかった。


「はぁ…いいわ。私がおぶって連れて行くわ。あなたは先に行って、屋上のドアを開けておいて」

「あ、は、はい」


 一輝は私の指図に素直に従い、階段を駆け上がっていく。

 結局、なし崩し的に命を屋上へ連れて行くことになってしまった。

 私は若干の不安を覚えながらも、彼女をおぶって階段を上がっていく。




 屋上へ出ると、そこには何もなく、私たち以外誰もいなかった。おそらく、今でも屋上は人気がない場所なのだろう。文化祭だというのに、出店の一つも出ていない。


「なんだか寂しい場所ですね?」


 命は屋上を見渡しながら、呟く。


「そう―――ね」


 私はそれに同意する。

 昔から私もこの場所のことを寂しい所だと感じていた。命と友達になるまでは。けれど、そう感じているのは私だけではなかったようだ。命も同じように感じていたのだろう。今の彼女の反応を見て、私にはそう思えた。


「そうかな?俺は好きだけどな~。これだけ静かな場所だと考え事とかするときにも、落ち着いて考えられるし」

「「えー」」


 果たして、彼は場の空気を読めているのか、いないのか。一輝の言葉に、私と命は同時に非難の声を彼に浴びせた。


「な、なんだよ、二人とも!別に良いじゃないか!?個人の感想だろ?」


 一輝は反論の口にしながら、少し顔を赤らめ、ふてくされたような顔した。それが、少し子供っぽく見えて可笑しかった。


「ぷ―――あははは!真藤せんせー、おっかしー!」


 命も一輝の様子が面白かったのだろう、最初に笑ったのは、命だった。


「く―――くく、あはははは!そ、そうね。お、可笑しいわね!」


 そして、命につられるように私も笑ってしまった。

 一輝には悪いと思いながらも、気づいた時には命と共に大笑いしていた。そうこうしている間に、よく分からないうちに一輝も一緒になって笑い出していた。結局、三人一緒になって大笑いしていた。

 いつ以来だろう?こんな風に誰かと笑いあったのは。

 命との件があって以来、私は本気で笑うことを忘れていたように思える。それなのに、今になって、また彼女と一緒に笑っている。それが、とても不思議なことに思えると同時に、ごく自然にも思えていた。



 そして―――一頻り笑った後、それは起きた。


「あははー。ほんと可笑し…かっ…た?あ、あれ?」


 突然、私におぶわれていた命の様子が変わった。何かに戸惑っているようだった。


「どうかしたの?紅坂さん?」


 私は後ろを振り向かず、声だけかけた。


「ううん、な、なんでもないの。なんでもないのに―――ど、どうして」


 明らかに彼女の様子は異常だった。声もどこか元気がなく、かすれ気味だった。

 私は自分の後ろいる命の様子が分からず、たまりかねて、一輝の方を見た。


「―――」


 一輝は驚いたような表情をしていた。そして、その表情の中には困惑も混ざっていることが読みとれた。

 私は恐る恐る、首だけ後ろに向けた。

 彼女は―――泣いていた。ぽろぽろと涙を流していた。


「や、やだ!怜奈先生も真藤先生も見ないで!

 も、もう!どうして止まってくれないの?

 楽しいはずなのに、嬉しいはずなのに、涙が止まらない!」

「―――」


 私は命に声をかけることができなかった。

 その涙の理由を、私はなんとなく理解が出来ていた。

 命の涙の理由―――それは、もう二度と叶うことがないはずの願いが今ここに実現しているからではないだろうか。彼女の涙はうれし涙なのだ。

 けれど、それを彼女に教えてあげることは私にはできない。彼女の中で、私は同級生の一ノ宮怜奈ではなく、カウンセラーの怜奈先生なのだから。

 誰も何も言えず、静寂が訪れ、暗い雰囲気に包まれるかのように思われた。だが、その静寂を打ち壊す声が、そこにはあった。


「それはきっと嬉し涙だよ」


 その声は一輝によるものだった。一輝は私の思いとは裏腹に自分の素直な思いを命に伝えようとしていた。


「嬉し―――涙?」


 一輝の言葉に命は不思議そうに問い返した。


「うん。君は確かに記憶を失っているけれど、人間の記憶はきっと脳が覚えていることだけじゃないんだ。君の体が、君の心が、覚えているんだよ。君の想いや願いを」

「想いや願い?じゃあ、この涙は―――」

「そうだよ。きっと君の想いや願いが叶った事への嬉し涙だと俺は思うよ」


 一輝はそう言って、命に優しく微笑む。


「そっか、きっとそうなんだね―――よかった―――」


 命はまだ目に涙を浮かべていたが、その彼の微笑みを見て、安心したのか、そう言って微笑み返した。

 私はその二人の様子を見て、俯いた。


 “ほんと―――勝手なことばかりしてくれんだから―――”


 私は心の中で一輝への愚痴を呟いていた。そして―――


 “でも―――ありがとう、一輝”


 それと同時に感謝の言葉も呟いていた。


 そして、私は二人に気づかれないように、ひっそりと数滴の涙を流した。




 全部が終わった頃には、夕方になっていた。

 屋上から見る風景は、夕焼けに染まって綺麗だった。



次回、エピローグです

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