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ふたりの時間

作者: Soraきた

キミに愛し続ける意味を

伝えてきたつもりだったけど

僕はキミに

自分の気持ち、伝えていなかったから

ゴメンね


そのあとのキミが無言でいたこと

言葉が見つからないのは

いまから考えれば

あたりまえのこと

僕に対して

何も言えない現実は

とても、つらいこと


少しあとの雨

肩を濡らしたあと

しばらくして背中を向けたキミ

黙っているしかない僕は

キミの寂しさを知る訳を

考えてはいけないこと


ふたりの時間は

ふたりそれぞれに分け与えられ

それを僕たちは

一緒に感じとっていた

きっと、

このあとのキミは

ふたりの時間を

キミの分だけを確かめながら

もう会わないと決めるのだろう


愛していたこと

嘘に聞こえても

僕は言い続けるのか、まだ迷っている

キミがその答えを待ってる前に











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