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不運な事は次から次へと、でもその後は、、、!?

作者: 七瀬



僕は、ちょうど3日前に交通事故に遭ってしまった...。


僕が交差点を歩いていると、、、?

信号無視をしてきた居眠り運転が運転するトラックに轢かれる、、、!



咄嗟に僕はトラックに気づき、直ぐに回避したのだけど、、、?

右足を骨折してしまい、ギブスだけですんだ、、、!




僕の名前は 『済南 まつる』不吉な名前だ、、、!



僕が産まれて来てから、災難な事ばかり起きている、、、!?

僕が産まれた歳には、、、家が火事になり全焼したのだが、、、?

火災保険を入っていたらしく、また新しい家を建て直した!


僕が5歳の時に、父親が働いていた仕事が潰れてしまい途方に暮れた

父親が、一から事業をはじめたが最初の1年目は赤字だったが2年目には、、、?

黒字になったとか、、、? 

今では父親の会社も大きくなっている!


災難な事は、次から次へと重なるように来るのだけど、、、?

その後は決まって、いい事が訪れる!



僕は父親によく言われていた事がある!


『大変な時こそ! チャンスもやって来るんだ! そのチャンスを逃すな!

いいな! まつる分かったか、、、?』

『うん! 分かったよお父さん!』


僕にとっての不運な事は、、、?

毎日の日常生活の一部になっていた、、、!


小さな不運な事は、毎日起きているし、、、!

最早僕は、、、? それが不運な事だと思わなくなっていた!




小さな不運とは、、、?


石に躓く。

自動ドアが開かない、ぶつかる。

道に迷う。

知らない人が僕に声をかけてきて! (ごめん、違う人だった!)

お店に入れば、注文していないものがくる。

名前を忘れられる。

気づかれない。

僕だけ忘れられる。

お気に入りの靴がない!

僕のモノを勝手に捨てられる。

財布を何処かに落としてしまって、財布の中のお金とクレジットカードを

使われる。


上げればキリがないほど、不運な事が次から次へと、、、。



それでもその後は、、、いい事もあって!


新たな出会いがあったり。

給料が上がったり、ボーナスも思っているより良かったり。

仕事が上手くいったり。

今まで話さなかった人と仲良くなったり。

欲しかったモノが、偶然そこで手に入ったり。





...そして、ここ最近僕に付きまとってくる女の子が出来たり。

それが職場の女の子で、、、。


僕は地味な男だから、今までの人生の中でモテ期が1度もない!

歳も36歳と言うのに、、、。

今まで女性と付き合った事もない男。



そんな僕に、控えめな職場の女の子が僕の方をチラチラ見てくる。

遠くからでも、彼女の視線を僕は感じる、、、。


彼女の名前は 『緑川 みつね』歳は25歳で職場でもおとなしい子だ!

人見知りで、男性社員には目も合わせないようなシャイな女の子。



僕はずっと、みつねちゃんは僕のストーカーだと思っていた、、、!

モテた事のない僕は、そんな風に思っていたんだ、、、!


...でも僕の考えは間違っていた、、、!


会社の親睦会で、みんなで飲んでいたら、、、?

僕の隣に、みつねちゃんが座って...。


お互いお酒が入って、話をしたら、、、?

物凄くいい子で! 気が聞くし! 思いやりもあって...。

僕がずっとストーカーだと思っていた女の子は、僕の好きな人に変わった!


こうして、僕とみつねちゃんは仲良くなっていった。


気が付けば、、、?

僕からみつねちゃんに告白していて、、、!



『あのさ~みつねちゃんは今、好きな人がいるの、、、?』

『...えぇ!? ああ、ううん。』

『あぁ~そっか! そうだよね! 好きな人ぐらいいるよね、、、!』

『...私の、私の今、右隣にいる人...。』

『えぇ!? 僕?』

『ううん。』





僕には不運な事が次から次へと起こるのだけど、、、?

こうやって、幸せを掴む事も出来ている!


まんざら、不運な事が悪い事だと決めつけるのは違うんだと思っている!

だって! 今僕は、こんなにも幸せなのだから、、、。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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