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五月三十二日 おじさんのチョリソー
最近はおじさんの転生が流行っているそうで、私もイマドキの若者として、乗るしかないこのビッグウェーブに。
おじさんが死んでおじさんに生まれ変わればいいんでしょ。楽勝。
ここは病院、産婦人科。
一つの命が、失われた一つの命が再び輝こうとしている。
あわただしさをまとった医師が、おしだすように言葉をつむぐ。
「くっ、これは……帝王切開の準備!」
医師と看護師が、目的をもった川のように、流れるように動く。
ここは病院、命をすくいあげる場所。
すくいを求める患者の叫びに、医師はその手腕でもって応える。
「……! これは……ッ!」
医師の手がとりあげたその赤子は……産声をあげなかった。
その赤子の卑屈さをたたえた目は虚空をみつめ、唇の端はねじれるように開き、無精髭はうっすらと蒼く、蒼く。
「ふふふ……はじめまして」
おじさんは、ようやく産声をあげた。
うん! ホラーだね!
そういえば夏ホラー開催だそうで。
今年は和ホラーと洋ホラーでいくんでしたかな。
洋が無修正で、和は修正ありなんでしょ僕しってるよ。
紳士としては、モロな洋ホラーも捨てがたいですが、淫靡な和ホラーでマニアックなのを書いて顰蹙かってみようかな。




