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OPS1 8/29

どうも。カルマです。とりあえず心優しい目で見守ってください

シューッ




「RPG!」※1




8/29

火曜日

10:18:10

デルタフォース

白岸 達也 

階級:曹長

2014

ニューヨーク、マンハッタン



「シロギシ…シロギシ!」


やかましい声が聞こえてきた。ま、そんな事言っている場合ではないが

「ここから脱出するぞ!」

「了解。」



俺は今ニューヨークにあるロシア軍の全方位型ジャミング装置を破壊しに行くところだ。


横倒しになった車両のドアを開ける

「大尉、F-25一機落ちますぜ」

「正面から敵!」


俺の発言は無視か…まったく。

彼はサレンド。階級は大尉。俺の上司だ。


「あぶねえ!」

上空でビルにミサイルが当たった

「シロザキ!早く出ろ!」

そうだ。このままここにいても的になるだけだ。

俺はSCAR-Hを取り上りた。

サレンドからマガジンを渡された。

「この先500mにジャマーがある!行くぞ!」

いくら地上支援があったとしても危ないだろう。

俺は銃を構えて近くの装甲車の陰に隠れた。


相手はロシア軍だ。誰がこのクソッタレ戦争を始めたかはわからないが、敵は敵だ。倒すしかない


銃声の嵐の中、俺はSCARに備え付けたEGLMグレネードランチャーを使用し、敵陣に向けて撃った。

爆音が轟き、敵の姿は無かった。

「リンチ、ゴースト、無事か?」

「ピンピンしてますぜ隊長」

「大丈夫です」


「リンチ、レーダーは使えるか?」

「分かってることを聞かないでください。砂嵐しか出てませんよ。一寸先は闇、ですね」

「オーケー、進むぞ!」

マンハッタンの裏通りも蜘蛛の巣みたいに入り組んでいるな。


「よし、リンチ、屋上を見てこい。俺とシロギシはフロア制圧。ゴーストは裏路地から証券取引所の正面の建物に向かってくれ。証券取引所の屋上に例のジャマー装置がある。」

「了解」

「アイアイサー」

「よし、シロギシ!行くぞ!」

「了解です」



正直言って、フロア二名はきつかった。想像以上に敵がいる。

「シロギシ、行くぞ。」

「…了解」

俺はフラグ※2を投げた。


爆発後、敵の銃撃が始まった。反撃ができない。


「シロザキ!XM25を使え!」

XM25。まあめずらしいグレネードランチャーだ。


「援護してください!」

ポコンッ

発射したグレネードは敵に炸裂した。


リンチが帰ってきた。


「リンチ。」

「クリアでした。数人しかいませんでしたよ。ですがこの先にロシアの戦車があります。斜め前のビルになにかあればいいですが…」

「よし、行くぞ。」

「待ってください!そこに誰かいるかもしれませ「RPG!」



本日2回目のRPGの攻撃によって退路は断たされた。











補足


※1 RPG

主にロケットランチャーの事を指す。

今回の場合、パンツァーファウストⅢが撃たれた。

※2フラグ

グレネード、手榴弾の事。

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