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【プロットタイプ】ディストピアじゃねぇんだから

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

恋愛ではあませんが。R15です。

苦手な方はご注意下さい。


話のネタとしての、

・オメガバースの設定の話が少々、

・生々しい話がかなり

あります。


苦手な方はご注意下さい。

どくどくと、血が巡る。時折心臓が跳ねた様に、動悸が走る。当たり前に上がる体温は、さがる事を知らなかった。あぁそうそう、なんだっけな。そう、あれだ。


呼び鈴が鳴る音に釣られて、玄関の扉を開けると鏡花がいた。髪は乱れ、目付きは釣り上がり、野武士の様な荒々しい雰囲気を纏ったその女は、俺の姿を見るなり、そのまま凭れ掛る。

呼吸はやや荒い。第三、第四周期に掛かった時の様な、激しい息切れではなかった。だが無理矢理深呼吸する様なその様は、正常とは言い難かった。

「ごめん……瑠衣……そのまま私の身体、壁に預けてくれないか……?」

媚から最も荒々しい獣の遠い声だった。今にも暴れ出しそうな気分を、必死になって理性で留めている様な。だから俺は言われるがままに、鏡花の肩を抱き、そのまま壁に凭れる様にして預けた。するとズルズルと腰を下ろし、そのまま床へと座り込む。

「随分と辛そうだな」

彼奴は生理前になると、凄まじい情緒不安定と体調不良に見舞われる。だが此奴が俺のスマホに無理矢理入れたアプリでは、まだそれまでに猶予がある。

鏡花は俺の疑問汲んでか、ただ緩やかに頭を振った。其れから朦朧とした口調でこう言った。

「違うよ……それじゃない。『排卵期』って言えば分かる?」

其れを言われた時に思わず無言になる。

「君がこういう話嫌いなのは分かってんだ……。でも……」

「分かっている。だから、もう話すな」

辛いだろ。話す気力もないんだろ。

女性の周期は鏡花を見ていれば嫌でも分かる。だから心配になって、一度調べてみた。『排卵期』というのは、性交渉を行うと身篭り易い時期だと。母体としての宿命であると。

こうまで振り回されるのか。そうなってしまったのは鏡花が鏡花として生まれ落ちたからか。そう思うと、何とも複雑な気持ちになる。

暫く動けない事を見越して、俺は踵を返す。

「毛布、持ってきてやる」

「悪いね……」


――この世にはアルファ、ベータ、オメガの、性別とは別の性別があります。アルファは支配者で、エリート気質。ベータは中間層。オメガは最下層で発情期と呼ばれるものが存在します。

以前調べたオメガバースの設定が頭を過ぎる。

いや本当、それじゃねぇんだからさ!! これはそんな生殖の話が飛び交う世界じゃねぇんだからさ!! オメガの発情期の様に狂うなよ!! 黙って動けよ身体ぁ!!

「ココアでも飲むか?」

「……大丈夫……」

あぁ、軽口を叩く元気もないよ。

15歳未満、閲覧禁止さね。

相変わらず、余計なことしか言わないよ。


オメガバース、ご存知ですかね?

腐女子の方々は聞いた事あるし、知ってるかな。

別に同性愛だけじゃなくても使われるし、使ってるんですが。ムーンライト様で。


平たく言うと、男女の性別の性別の他に、第三の性がある世界を題材にした設定。


アルファは男女問わず孕ませられる。

オメガは男女問わず身篭れる。

ベータは一般の人々と変わらない。


で、オメガって発情期って期間があって、生殖以外一切手につかなくなる時があるんですよ。

其の世界観と重ねた話。


体が熱いし、気持ち悪いし、寝てたいし、やる気出ないし、挨拶と報告以外、口動かないし。

精神だけが若干安定してるのが救い。


その世界線のオメガの気持ちが分かりすぎて、自分を殺したい。

この話と現実を混同しそうな自分に殺意沸く。

※安定してないかも知れない。


※ふと我に返った。

ねぇ〜!! 本当にさぁ、男女問わず誰が読むの!?

オメガバースな時点でほぼ男性読まないし、生理周期とか排卵期とか『孕みやすい』という言葉使ってる時点で女性もほぼいないと思うし!! 仏様しかいないってぇ!!

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